何故って?それがチェコという「政治的腐敗大国」の実情だからですよ。奥さん。
チェコの政治家と大衆の相互不信は平常運転な件について(2013/10/27)
大統領から一般官吏まで汚職と金満政治がスタンダードなチェコ政界。そんな政治家を全く信じず、「どうせ汚い金なら俺たちにもおこぼれ寄こせ」と要求する大衆。その空気を読んで、買収と情報操作で大衆を籠絡しようとするポピュリストが力を得ては、自分たちver.の汚職と金満政治を開始して、最初に戻る。
これがチェコの政治。そして、今回の大衆迎合政治家の象徴が、アンドレイ・バビシュ@ANO2011と、トミオ・オカムラ@直接民主主義の夜明け。そんだけのことだ。今回の中道左派・社会民主党の「市民民主党はゴメンだが、大衆迎合政治家はもっとイヤだ!by大衆」勝利という中途半端な政権交代は、その悪循環の一過程に過ぎない。チェコ政界の汚れは、いずれ、バビシュらが引き継ぐ。そんだけの話だ。
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「チェコは政治的に安定」とか朝日新聞は正気か?な件について(2017/10/22)
チェコと言えば、世界に冠たる政治家&官僚の汚職先進国、とっくの昔に上から下までポピュリズムで穢され済みな精神汚染国だぞ。
最近、腐敗認識指数はちょっと改善したが、それでも「欧州の旧社会主義国でトップの安定度」を称するなんてちゃんちゃらおかしいレベル。「欧州の旧社会主義国で政治的に最も安定していると言われてきたチェコ」って、マジで誰が言ってるの? 糞とミソが混ざって滞留している姿は安定とは言わない。少なくとも、チェコの政界や官僚界から噴き出す腐臭が4年前より格段にフレーバーになったなんて話、寡聞にしておいらはきいたことない。
とりあえず、2013年初頭の同国大統領選に出馬しようと、実態不明な支持署名集めやら何やらグレーな小細工を連発した、「ヴァーツラフ・クラウス大統領(当時)の黒い後継者」トミオ・オカムラ。こいつが党首の座にいる、極右というか大衆迎合政党の「自由と直接民主主義」が下院第2党の座を争っているという時点で、チェコ政界の実態は色々とお察し。
そして今回の下院選。アンドレイ・バビシュ@ANO2011が政権を獲った4年前の反動が来ただけですよ皆さん。4年ごとに同じような揺り返しが起きているだけですよエブリバディ。そして
ホント、進歩しない国ね。チェコって。偉大なご先祖様たちが草葉の陰で泣いているわよ。
プラハ(CNN) チェコ下院選(定数200)は接戦の末、野党連合の得票率がバビシュ首相率いる与党「ANO2011」を上回り、連立政権を目指す見通しとなった。
当局の発表によると、開票率100%の時点で中道右派の野党連合「SPOLU」の得票率が27.79%と、ANOの27.12%をわずかに上回った。さらに中道の野党連合「PirStan」が15.62%の票を獲得した。
単独の党としてはANOが最多の票を獲得したが、過半数には遠く及ばなかった。
SPOLUのリーダー、フィアラ氏は9日、支持者らに「われわれが変革だ。皆さんが変革だ」と語り掛け、勝利を宣言した。
PirStanを率いるバルトシュ氏は、SPOLUとの連立政権樹立に向けた交渉がただちに始まるだろうと述べ、「バビシュの支配は終わった」と宣言した。
「反バビシュ」で共闘した両連合は合わせて108議席を獲得し、参加する計5党の党首が連立を目指すとの覚書に署名した。
ゼマン大統領はこれまで、単独の得票数が最も多い党に組閣を命じるとの方針を示してきた。だがフィアラ氏は首都プラハでの会見で、憲法は下院で過半数を確保した勢力が政権を樹立するよう定めていると指摘した。
バビシュ氏は巨額の資産と大衆迎合主義的な政策で知られ、「チェコのトランプ(前米大統領)」とも呼ばれた。選挙戦では反移民と欧州連合(EU)懐疑派の立場を強く訴えたが、資産の扱いをめぐって利益相反の疑いが指摘され、最近では政界入り前の巨額の資金移動が判明していた
(2021/10/10 CNN)
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