「チェコは政治的に安定」とか朝日新聞は正気か?な件について

 欧州の旧社会主義国で政治的に最も安定していると言われてきたチェコにもポピュリズムの風が吹き、欧州連合(EU)との関係にも影響しそうだ。

チェコと言えば、世界に冠たる政治家&官僚の汚職先進国、とっくの昔に上から下までポピュリズムで穢され済みな精神汚染国だぞ。

最近、腐敗認識指数はちょっと改善したが、それでも「欧州の旧社会主義国でトップの安定度」を称するなんてちゃんちゃらおかしいレベル。「欧州の旧社会主義国で政治的に最も安定していると言われてきたチェコ」って、マジで誰が言ってるの? 糞とミソが混ざって滞留している姿は安定とは言わない。少なくとも、チェコの政界や官僚界から噴き出す腐臭が4年前より格段にフレーバーになったなんて話、寡聞にしておいらはきいたことない。

チェコの政治家と大衆の相互不信は平常運転な件について(2013/10/27)

大統領から一般官吏まで汚職と金満政治がスタンダードなチェコ政界。そんな政治家を全く信じず、「どうせ汚い金なら俺たちにもおこぼれ寄こせ」と要求する大衆。その空気を読んで、買収と情報操作で大衆を籠絡しようとするポピュリストが力を得ては、自分たちver.の汚職と金満政治を開始して、最初に戻る。

これがチェコの政治。そして、今回の大衆迎合政治家の象徴が、アンドレイ・バビシュ@ANO2011と、トミオ・オカムラ@直接民主主義の夜明け。そんだけのことだ。今回の中道左派・社会民主党の「市民民主党はゴメンだが、大衆迎合政治家はもっとイヤだ!by大衆」勝利という中途半端な政権交代は、その悪循環の一過程に過ぎない。チェコ政界の汚れは、いずれ、バビシュらが引き継ぐ。そんだけの話だ。

とりあえず、2013年初頭の同国大統領選に出馬しようと、実態不明な支持署名集めやら何やらグレーな小細工を連発した、「ヴァーツラフ・クラウス大統領(当時)の黒い後継者」トミオ・オカムラ。こいつが党首の座にいる、極右というか大衆迎合政党の「自由と直接民主主義」が下院第2党の座を争っているという時点で、チェコ政界の実態は色々とお察し。

「チェコのトランプ」総選挙で第1党へ 反エリート前面

チェコは20、21の両日、総選挙(下院、定数200)を行った。チェコ統計局の発表によると、開票率99%の段階で、実業家で「チェコのトランプ(米大統領)」と呼ばれるアンドレイ・バビシュ氏が率いる与党の中道政党「ANO2011」が得票率29・8%で他を引き離し、第2党から第1党になることが確実になった。

欧州の旧社会主義国で政治的に最も安定していると言われてきたチェコにもポピュリズムの風が吹き、欧州連合(EU)との関係にも影響しそうだ。

ANOは汚職追放と既成政治打破を掲げて2012年に結成された新興政党。食品やメディア関連企業などを経営する富豪として知られるバビシュ氏は「反エリート」を前面に出し、大胆な議員定数削減などを打ち出す。EUの単一通貨ユーロの早期導入に消極的とされ、難民受け入れに反対する発言を重ねる。首相になれば、ハンガリーやポーランドとともに、EU加盟国でありながらEU批判の声を強める可能性がある。

バビシュ氏を巡ってはEUからの補助金不正受給疑惑も浮上しており、政治権力のトップに就くことに懸念の声がある。

2位は中道右派・EU懐疑派の市民民主党で、得票率11・2%。反イスラム・反EUを掲げる日系人トミオ・オカムラ氏が率いる右翼政党「自由と直接民主主義」が、10・7%で続く。現政権でANOと連立するソボトカ首相の中道左派・社会民主党は7・3%と大きく後退した。(ウィーン=吉武祐)

(10月22日 朝日新聞)

ここで「小ネタ集8」を紹介。


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下ネタ大杉ぃ!でもチェコ政界よりは清廉!

 

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