【香港国家安全維持法の施行から】中国批判の香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)、6月24日付で廃刊へ【たった1年】

【今日の香港は】香港国家安全維持法の施行で加速する「一国二制度の消失」【明日の台湾】(2020/7/1)

1997年の返還後、50年は守られるはずだった「香港は一国二制度」の約束が、たった23年で反故にされた。普段の英国なら色を成して北京政府に喧嘩を吹っ掛けるところだろうが、残念、今の英国は米国とどっこいどっこいな弱体ぶりだ。政治的混乱とコロナ禍で。中国にとって実に都合のいいタイミングで。不思議なほど都合のいいタイミングで。

それにしても、ここまで早いとはなあ。香港の民主主義体制の崩壊が。

せめて台湾だけでも守らんと、世界の民主主義国家はご先祖様と歴史に顔向けできないぞ。

中国批判の香港紙が24日付で廃刊…国安法で資産凍結、事業続けられず

 【香港=吉岡みゆき】中国批判で知られる香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)は23日、同紙幹部が、同紙を24日付朝刊を最後に廃刊とし、24日朝に電子版の更新も停止すると決定したと報じた。

 蘋果日報の親会社「ネクスト・デジタル」が23日、「遅くとも26日朝刊を最後に廃刊する」と正式に発表したことを受けて、蘋果日報幹部が社員の安全などを考慮して決定したという。

 蘋果日報を巡っては、香港当局が17日、関連会社3社の資産を国家安全維持法(国安法)に基づき凍結しており、事業が継続できなくなった。

 香港当局は17日、蘋果日報が掲載した記事が、中国、香港に対する制裁を外国に求める内容だとして、国安法違反容疑で同社幹部ら5人を逮捕した。23日にも、蘋果日報の社説執筆者を逮捕していた。

(2021/6/23 読売新聞)

ここで「優しい彗星たち【東方MMD】」を紹介。

優しい世界。が、再び香港に訪れますように。

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