当選した伊沢氏はじめ、この時期、敢えて火中の栗を拾いに行った4候補には敬意を表します。
皆さんに先立って、国政も政権交代しました。ちょうど明日で東日本大震災から2年。明日から色々と仕切りなおして、故郷の復興に向かって頑張って下さい。
<双葉町長選>伊沢史朗氏が初当選
井戸川克隆前町長(66)の辞職に伴い新人4人が争った福島県双葉町長選は10日、役場ごと避難している埼玉県加須市で投開票され、前町議の伊沢史朗氏(54)が初当選した。東京電力福島第1原発事故で警戒区域になった同町は、井戸川氏と議会の対立などのため、避難区域再編や中間貯蔵施設建設といった課題で遅れが目立つ。復興の加速が最大の課題だ。
伊沢氏は選挙戦で、同施設問題などで関係が悪化した県や周辺市町村との「信頼関係回復」を訴え、元町議や元県議らを破った。茨城県つくば市に避難する町民で自営業の岡田勝秀さん(68)は「双葉町は他の避難自治体と比べて対応が遅い。他自治体と足並みをそろえ、賠償や除染問題をきっちり進めてほしい」と期待を込めた。
投票率は過去最低の56.59%で、前回(77.55%)より大幅に下がった。井戸川氏が不信任決議を受けて町議会を解散するなど、昨年末から続く町政混乱に対する「嫌気」が要因とみられる。【大平明日香、神保圭作】
(3月10日 毎日新聞)
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