「やれやれ、招かれざる客ってわけかい」
「この土地では、ウイグルに住む民のことを、ウイグル族って呼ぶんだろう? だったら、中国の新疆ウイグル自治区に住む君たちのことは、中国人民と呼ぶべきだよね」
「無駄なことだって知ってるくせに、懲りないんだな、君も。代わりはいくらでもいるけど、無意味にテロで殺されるのは困るんだよね。勿体ないじゃないか」
「やっぱり理解できないなあ、他民族の価値観は」
テロの歓迎を受けた習主席の心の声。
もちろん「嘘」だけど、多分、それほど「本当」と外れてはいない「嘘」。
【ウルムチ時事】中国国営新華社通信は1日、習近平国家主席が4月27~30日に新疆ウイグル自治区を訪問した際の軍部隊視察の模様を伝えた。民族対立の激しい新疆南部カシュガルの軍部隊を視察した習主席は「新疆南部の安定は新疆と中国北西部の安定に関わり、全国の安定にも関わる」と述べ、暴力テロを断固として封じ込め、まん延を阻止するよう指示した。
(5月1日 時事通信)
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