「敵の敵はとりあえず味方」サウジとイスラエルが接近な件について(2018/4/7)
「エルサレムへの大使館移設騒動」と「シリア撤兵するしない詐欺」で中東における立場つらたんな米国からすれば、サウジアラビアとイスラエルという「歴史的に仲は悪いが中東屈指の親米国」同士が手を組んでくれるのは、一見歓迎すべき流れ。でも、
「サウジが本気でイスラエルと手を組んだら、両国の喧嘩相手はイランやシーア派諸国だけじゃなくなるよね」
ときて、
【敵の敵は味方だが】イスラエルと国交正常化したUAEにパレスチナが絶望【敵の敵の敵となると】(2020/8/15)
大事なのはサウジその他のスンニ派諸国がUAEに続くかどうか、イスラエルと国交正常化してイランはじめシーア派と事を構えるに際して、米国をどうやってドンパチに巻き込むかどうか。いずれにしても、現地の情勢をうまく調律するには、
ときて、今回の「サウジの属国」バーレーンの出番だろ。大国が小細工を弄するのは見ていて気持ちよくないねえ。腹黒さが透けて見えて。
とりあえず、「地元社交界一の令嬢・サウジが、密かにライバル視している主人公少女・カタール」の出方をみるか。もしカタール王女がアンクル・サムにエスコートされながら親イスラエル国社交界にデビューしたら、サウジお嬢様とその取り巻き連中がどういう顔をするか、超興味がある。
カタール
「サウジお嬢様、そしてスンニ派の皆々様方、ご無沙汰しております」
「こちら、私のパートナーの米国大統領閣下です」
「ああ、皆様もご存じですよね。それでは今後ともよしなに」
これから荒れるぜえ、中東の社交界は。イランやパレスチナもここぞとばかりに乱入してくるだろうし、間違いなくな。
【9月12日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は11日、バーレーンとイスラエルが「和平協定」で合意に至ったと発表した。先月にはアラブ首長国連邦(UAE)もイスラエルと国交正常化で合意していた。
トランプ氏はツイッター(Twitter)への投稿で「きょう、歴史的な突破口がまたあった! ともにわが国の素晴らしい友好国であるイスラエルとバーレーン王国が和平協定に合意した。イスラエルと和平に至ったアラブ国家は30日間で2か国目だ」と表明した。
米・イスラエル・バーレーンは共同声明で、「全面的な国交」樹立を宣言。バーレーンは今月15日に米ホワイトハウス(White House)で行われる式典でイスラエルとの合意文書に正式に署名することに同意した。同式典ではUAEとイスラエルが8月中旬に発表した国交正常化合意の署名も行われる。
声明によると、バーレーンのハマド・ビン・イサ・ハリファ国王(King Hamad bin Isa Al-Khalifa)とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は11日、トランプ氏と協議し、国交正常化に合意した。
トランプ氏はホワイトハウスでの会見で、「真に歴史的な日だ」と述べ、2001年9月11日に起きたイスラム過激派による米同時多発攻撃から19年の節目に発表を行えたことは「とても興味深い」と言明。「私の就任時、中東は全くの混沌状態にあった」と述べた。
米国は大統領選を7週間後に控えており、トランプ氏は再選に向けて厳しい選挙戦を強いられている。(c)AFP(2020/9/12 AFP-BB)
ここで「【東方MMD】おどろけー」を紹介。
サプライズは笑顔と共にあれかし。
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