【与党の勝敗ライン233議席は】第49回衆議院議員総選挙、本日公示【事実上達成済み】

本日告示された第49回衆議院議員総選挙。465の議席を巡って1051名の候補者が凌ぎを削る戦いの幕が切って落とされました。

「自公278立民128/465」2021衆院選公示日直前予想な件について(2021/10/16)
2021衆院選公示日直前予想・ブロック別その1(北海道・東北・北関東・南関東・東京ブロック)(2021/10/17)
2021衆院選公示日直前予想・ブロック別その2(北陸信越・東海・近畿・中国・四国・九州ブロック)(2021/10/18)

上記のリンク先エントリーで分析済みの通り、政権与党が掲げる勝敗ライン「自公で過半数(233議席)」は、既に目標達成されています。また、仮に選挙期間中に何か政治的混乱が生じて、自公がいくつかの選挙区で局地的敗北を喫しても、私の予想(278議席)から大崩れすることはないと断言します。最悪、隠れ自民のボーナスも4議席ほどありますし。

ですので、今後2週間弱の選挙戦で数字上見るべきは、第一に「野党の勢力図変化」。野党第1党(現状)の立憲民主党と、同第2党(予定)の日本維新の会がどれだけ自民党を主とする他党から議席を引っぺがして、党勢を拡げられるかと考えます。

そして第二に「世代交代がどう進むか」。今回の総選挙で面白いのは、与野党を問わず、選挙前の政界引退者の影響関係なしに、若手のホープ、中堅の有名どころ、ベテランの閣僚経験者からちょうどいい感じにバラけて落選者が出ると見られる点です。それら落伍者の抜けた穴を選挙で誰が埋めるか、彼らの椅子に誰が座るつもりか。ここに注目したいですね。故に個人的には今回の総選挙をこう呼んでいます。


「仁義なき椅子取りゲームで世代交代選挙」

さて、足元がグラついている候補者のうち、対立党の対立候補以外に身内から足を引っ張られながらも生き延びるのは何名か。その見通しを含んだ次の予想は投開票日前日です。

衆院選公示 異例の短期決戦 自公連立、分配、コロナ対策など争点

 第49回衆院選が19日、公示された。第2次安倍政権以降、8年10カ月にわたる自民、公明両党の連立政権の評価や、日本社会の格差拡大を是正する「分配」政策、転機を迎えた新型コロナウイルス対策と経済回復などが争点となる。4日に発足したばかりの岸田政権に対し、立憲民主などの野党は共闘態勢で政権交代を訴え、31日の投開票まで12日間の本格論戦がスタートした。

 衆院選は選挙区289、比例代表176の計465議席を争う。投開票日は岸田首相就任から27日後、14日の衆院解散から17日後となり、いずれも戦後最短。衆院議員任期(10月21日)を越えての選挙戦も戦後初だ。9月の自民党総裁選で勝利し、安倍晋三、菅義偉両政権に続いて第100代首相に就いた岸田文雄首相は、自公両党で過半数(233議席)を勝敗ラインとしている。

 異例ずくめの短期決戦に臨む首相は19日、福島市の第一声で、中間層を拡大する「新しい資本主義」を目指す考えを強調。「成長と分配の好循環で、新しい日本の未来を切り開く。所得を引き上げる経済対策をしっかり進める」と訴えた。国民の声を行政に反映する「信頼と共感の政治」の実現も約束した。

 公明党の山口那津男代表は川崎市で「コロナで傷んだ社会や経済を立て直す。0歳から18歳まで1人10万円相当の現金給付をする」と主張。「連立の姿が見えない野党に政権を委ねるわけにいかない」と立憲などをけん制した。

 立憲、共産、国民民主、れいわ新選組、社民の野党5党は213小選挙区で候補者を一本化し、与党に対抗する構えだ。分配重視の経済政策転換や長期にわたる自公政権の弊害を訴え、政権のコロナ対応が「失敗だった」などと主張する。

 立憲の枝野幸男代表は松江市で「アベノミクスで大企業は潤ったが、経済は成長していない。所得再分配で『1億総中流社会』を取り戻す。時代遅れになった政治を変えよう」と呼びかけた。共産の志位和夫委員長は東京・新宿で「弱肉強食の新自由主義は終わりにし、命と暮らしを大切にする政治を作ろう」と声を張り上げた。

 また国民の玉木雄一郎代表は長崎市で「真面目に働けば給料が上がる経済を取り戻そう。教育・科学技術予算を倍増させたい」、れいわの山本太郎代表は東京・新宿で「今こそやるべきは消費税廃止だ。徹底した積極財政を推し進める」、社民の福島瑞穂党首は広島市で「命と暮らし、人権を守る。生きるための支援を政治がやる」とそれぞれ有権者に訴えた。

 日本維新の会は野党5党と一線を画し、地盤の関西以外で党勢拡大を狙う。松井一郎代表は大阪市で「分配にはまず改革だ。無駄にメスを入れ、税金の使い方を見直す。大阪でできたことを全国に広げる」と行政改革を掲げた。

 「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の立花孝志党首は、東京・渋谷で「NHKの受信料制度をもっと公平にするにはスクランブル放送しかない」と繰り返した。【小山由宇】

(2021/10/19 毎日新聞)

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