この実験の本質は「もう枯れた」じゃない。「よくぞ芽吹かせた」だろ。ちょっと悪意が過ぎるぞ>記事タイトル。
- 嫦娥4号は3日に月の裏側に着陸。機内で特殊な容器の中に小さな生態系をつくり出し、植物を育ててミバエの卵を孵化させ、高い放射線や低重力環境の影響を調べる実験を行っていた。
- しかし実験を主導した重慶大学の謝更新教授によると、9日後に電源を落とした時点で実験は終了した。
- 探査機の中につくり出した生物圏内の温度が不安定になり、極端な高温になって、種や卵を含む生命が全て死滅したと思われるという。
南シナ海から月の裏側にまで手を出す中国の領土拡張欲には、正直うんざりしているおいらだけど、今回の実験の失敗をm9(^Д^)プギャーする気にはなれない。むしろ、よくぞここまでトライして、よくぞ失敗という「成果」を得てくれたと賛辞を贈りたい。
科学は失敗という糧を食んで成長する。「月面で生命は生き続けることが可能や否や」という命題について、結果はどうあれ先鞭をつけてくれたことに感謝したい。
「それ以外については警戒心と対抗策と報復プランを継続するけどな!」
上げて落とすのは基本( ー`дー´)キリッ
奇しくも今日、日本は、ベンチャー企業のキューブサットを含むいくつかの実験衛星を積んだ小型ロケット「イプシロン」4号機を打ち上げた。打ち上げた衛星からどういう結果がもたらされるかはまだ分からない。だが、どういう結果が出たにしろ、それは次に繋がる「成果」だ。その成果を楽しみに待ちたい。
北京(CNN) 中国が月探査機の中で発芽させたと発表した綿花の栽培について、中国の研究者は17日、芽がしおれ、実験も打ち切ったことを明らかにした。
中国政府は15日、探査機「嫦娥4号」に乗せて月に持ち込んだ綿花の種が発芽したと発表、月面で植物の栽培に成功したのは初めてだとしていた。しかしわずか数日後、研究チームはこの実験を打ち切り、遠隔操作で電源を落とした。
嫦娥4号は3日に月の裏側に着陸。機内で特殊な容器の中に小さな生態系をつくり出し、植物を育ててミバエの卵を孵化させ、高い放射線や低重力環境の影響を調べる実験を行っていた。
しかし実験を主導した重慶大学の謝更新教授によると、9日後に電源を落とした時点で実験は終了した。
探査機の中につくり出した生物圏内の温度が不安定になり、極端な高温になって、種や卵を含む生命が全て死滅したと思われるという。
謝教授は、「温度管理は行っていたものの、月の気温は午前10時半現在で30度を超えていた。この温度では多くの植物は発芽できない」と説明。なぜ研究チームが温度の上昇を抑えられなかったのかは明らかにしなかった。それでも実験は成功したとの考えを示した。
中国国営新華社通信によると、当初の予定では、実験は最長で100日間続けられるはずだった。
ここで「【生きろ】ゾンビランドサガ【MAD】」を紹介。
よか…。
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