「なんや少数報告ちっくな話どすなぁ」 ~ 京都府警の「犯罪予測システム」がそれなりに機能している模様

 システムの開発費は6,500万円。使用した犯罪データは10万件。肝心の検挙数は38件。さて、これをどう見るか。

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「コスト対効果は論破でけへんよ」

 そうそうSF映画や漫画のようにはいかんということか。いつかは完全予測も可能になるんだろうけど、それはそれで背筋の寒くなる話だね。「マイノリティ・リポート」のように。

ビッグデータ活用 犯罪予測で事件の検挙に 京都

 京都府警が過去に起きた犯罪に関する大量の情報、いわゆるビッグデータを活用して犯罪の発生を予測するシステムの運用を去年10月から始めた結果、ひったくりの容疑者など5人を逮捕し、38件の事件の検挙につながったことがわかりました。

 京都府警は、過去10年間に起きたひったくりや性犯罪など10万件以上の犯罪情報をもとに、特定の犯罪がいつどこで起きるか予測するシステムを、去年10月、全国で初めて導入しました。

 このシステムは、過去に京都府内で発生した10万件を超える膨大な犯罪情報、いわゆるビッグデータをもとにコンピューターが独自の計算式で分析し、ひったくりや性犯罪などが発生する時間帯や場所を予測します。

 警察によりますと、システムで予測した地域を重点的にパトロールしたところ、先月までの5か月間に、ひったくりや窃盗、それに、わいせつ事件などで5人を逮捕し、余罪を含め38件の事件の検挙につながったということです。

 このうち、ことし1月には、警察官が予測に基づいてパトロール中、不審なバイクを見つけ、その後、ひったくりの容疑者であることがわかったということです。

 また、盗みをしようとしている男を発見し、迅速な逮捕につながったケースもあったということです。

 警察は、今後、検証を進めながら、システムの精度をさらに高めていくことにしています。

(以下略)

(3月6日 NHK)

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