<自民党>郵政造反組の落選者、復党は見送り

 自民党は17日、郵政民営化法案に反対して離党し、05年衆院選で落選した前衆院議員について、今夏参院選前の復党を認めない方針を固めた。昨年、現職の造反組が復党した直後に安倍内閣の支持率が下落したことなどから、これ以上の復党は参院選に悪影響を及ぼすと判断した。

(1月17日 毎日新聞)

先日の復党組に対する扱いは間違っていなかったという姿勢を貫き通すつもりならば、落選組も例外なく復党させるべき。仮に連中の復党許可当時の判断が間違っていたというのであれば、そのスタンスを明確にして改めて有権者の信を問うべき。極端な話、衆参同時選挙を実施してでも。

今回の決定は、上のような筋が通っていないだけではありません。「先日の復党許可」と「今回の復党不許可」どちらの判断が「より」間違っているかを有耶無耶にしている時点で、有権者からは評価不能、否、評価不能であるが故にグレーな消極的評価の叩き台になってしまいました。

落選組を復党させることよりもむしろ、この背骨レスな姿勢がより多くの有権者の失望と不信を買うということが分からない(or分かっていてもそれに基づいた妥当な判断が出来ない)今の自民党執行部。つくづく弱腰な御仁揃いですな。

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