御用文化人は詭弁術より先に演技力を身につけるべきな件について

 そもそも、「全体の99%が害悪な要素で残り1%が善良な要素で組成されている物体がある」「今回はこの物体の99%の害悪ではなく1%の善良な要素について検証しました。その効果は●●です」「この●●効果が見込める物体って凄いですよね!」的な詭弁って、超萎えるんですよね。発言者の本音と頭の悪さが見え見え過ぎて。その意味で、今回「パチンコは高齢者の健康維持や認知症予防に役立つ」という研究発表を行ったセンセイは、飼い主への媚び諂いが露骨過ぎるわリーディングが下手過ぎるわで、呆れるばかり。聞き手からすると超逆効果ですよ。今時、JK/JCでももう少し上品かつ計算された媚態を「獲物」に見せるもんです。センセイは人間科学研究科の教授様らしいから、次の研究テーマは、彼女らの処世術の巧みさを取り上げるといいでしょう。御自身のインターフェース向上のためにも。

 あと、いくらパチ屋業界の御用組織でお手盛りヨイショ以外口に出せない立場だとしても、言うに事欠いて「搾取対象の高齢者をパチ屋に日参させること=彼らの健康への貢献」とは、なんともはや。確かに覚えなきゃならん情報が多い最近のパチだけど、あの大音響と大量の受動喫煙、光源の点滅が与える諸感覚器官への負担など肉体への影響はシャレになりません。ギャンブル依存症への罹患や自己破産/債務者の発生など経済面、精神面経由での悪影響は言うに及ばず。そこらへんをトータルで勘案して、それでも健康への好影響だの社会貢献だのを主張できるというのであればともかく、そうで無ければ(パチ屋に対する偏見抜きにしても)センセイの御言葉にハイそうですかとすぐに首肯はできませんね。

【遊技産業NOW】高齢者の認知症予防効果を検証へ 遊技産業CSR研究会

 パチンコ・パチスロ機メーカーで組織する遊技産業CSR研究会(東京都新宿区)は9月29日、新宿区戸山にある区立障害者福祉センターで「産学連携による遊技機の高齢者の身体および脳機能維持効果」についての研究発表を行った。

 首都大学東京の新田收・人間科学研究科教授の発表によると、高齢者がパチンコやパチスロで遊ぶことは、食事やオフィス作業と同程度の運動になっていることがわかった。また、脳内で感情や学習にかかわり、認知症にも影響があるとされる部分に作用しているという。

 研究会では、今後さまざまな状況下での検証を行い、高齢者のパチンコ・パチスロ遊技が、運動不足や認知症予防につながることを明らかにしたい考えだ。

 同研究会の代表でサミーの取締役でもある青木茂氏は今回の発表について「遊技業界の社会貢献活動における産学連携の第一歩。今後もさまざまな活動を続け、遊技業界が社会に必要とされる業界であることを目指したい」と語った。

(10月8日 Sankeibiz)

 まあ、本当にパチ遊びに主張する通りの効果があるなら、パチ業界は全国の特養に廃棄台を寄付するんですな。社会貢献と言うならば。認められるべき効果があると自分で信じて、より広範なデータを集める気があるならば。

 ここで「2010年-秋-アニメ新番組ラインナップ紹介_part1」「2010年-秋-アニメ新番組ラインナップ紹介_part2」を紹介。


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秋の新番組も大体出揃いましたかねー。詳しくは後述しますが、各番組1話を観た限り、今秋は結構「当たり」が多くなりそうな予感です。

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