上海汽車の介入に徹底抗戦して同社の息の根を自らとめたのは、双竜自動車の労働組合。米国自動車業界のUAWだって最後の最後には妥協して「生き残る」道を選んだってのに、双竜の連中は何やってんだと。事の軽重を弁えないから、一部どころではなく全てを失う羽目になったってことを、彼らは理解しているんですかね。
日本でも、派遣村のメディア戦術や彼らの政治ショーに便乗して経団連の賀詞交歓会に乱入したり、一方的な団交や脅迫めいた主張をかますなど騒ぎを起こしている労組や市民団体がいますが、せいぜい身内の達成感だけで満足するにとどめて、まともな労働者の足をこれ以上引っ張らないで欲しいと彼らには言いたいです。
[ソウル 9日 ロイター] 資金繰り難に陥っていた韓国の双竜自動車<003620.KS>は9日、法定管理を申請したことを明らかにした。法定管理下で事業再生を目指すとしている。
発表を受けてソウル株式市場の同社株は0215GMT(日本時間午前11時15分)に売買停止となった。
双竜は韓国第5位の自動車メーカーで、中国の上海汽車<600104.SS>が51%出資している。
上海汽車のコメントはこれまでのところ得られていない。
(1月9日 ロイター)
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