普通に考えれば、ピラミッド建造当時の技術的な余剰空間や儀式用スペースとか、宝物や兵馬俑的な何かの倉庫とかなんだろうけど、ヲタ的には異世界や宇宙とのコンタクトセンターとか、ハリウッド映画あるある!なトラップ・アトラクションとか、いつもスタンバってるアヌビスさんとか今回の調査で安眠を邪魔されたソフィア・ブテラ似の悪の王女さんとかがジェイソンばりに侵入者を殺しまくるジェノサイド会場とかでもいいのよ(よくねーよ)。
エジプト・カイロ近郊にあるクフ王の大ピラミッドの中心部に巨大空間があることが、名古屋大や高エネルギー加速器研究機構など国際グループの研究でわかった。宇宙から降り注ぐ放射線を利用し、内部の構造を「透視」して発見した。2日付の英科学誌ネイチャーで発表する。
大ピラミッドは230メートル四方で、高さ139メートル。紀元前2500年ごろに建てられたとみられ、中世から内部が調べられてきたが、現在でも詳細はわかっていない。「世界七不思議」の一つとされる。
名大の森島邦博特任助教らは、上空から飛んできて分厚い石も通り抜ける「ミュー粒子」という放射線を使えば、X線撮影のようにピラミッド内部を透視できることに注目した。この粒子を検出できる特殊な板を、「女王の間」と呼ばれる部屋に設置。2015年からの観測で集めたデータを解析し、巨大空間が上にあるのを見つけた。日本の高エネ研とフランスの宇宙基礎科学研究所も別の場所で観測し、発見を裏付けた。
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