「(シリア空爆への)参加国は、不貞の都パリに対する攻撃と同じ目に遭わせる」と述べ、米国を名指しして「首都ワシントンを攻撃する」と主張した。
シリア云々は、言葉通りに受け取らないほうがいい。なぜか。
手段のためならば目的を選ばないという様な、どうしようもない連中は確実に存在するのだ。つまりは、
とどのつまりは、彼らのような。
誰でもいいんだよ。殺し、殺される口実としてふさわしいものがあれば、「何でもいい」んだよ。こいつらは。
そんな連中の真理は、ただ一つ。「我々はこの金ピカな大義名分を掲げて誰かを殺す。殺す相手は誰でもいいが、できれば大物を希望する。その次はもう少し大物を希望する」。彼らの渇望に終わりはない。こんなイかれた輩を、一般社会は常識的な理解対象にする必要はない。
理解の必要が無い一方で、冷静な準備は必要だ。おそらくやるよISは。首都ワシントンで、パリを越える大規模テロを実行する。なぜか。
中ボスを倒した狂戦士が、戦いを、満足のいく戦いを続けようと思ったら、次は大ボス、ラスボスを狙うに決まってるじゃないか。次の戦いのために、次の次の戦いのために。
ロイター通信によると、過激派組織「イスラム国」(IS)が16日、新たなビデオ声明を出し、米国などへの攻撃を示唆した。ビデオに登場する男が「(シリア空爆への)参加国は、不貞の都パリに対する攻撃と同じ目に遭わせる」と述べ、米国を名指しして「首都ワシントンを攻撃する」と主張した。真偽は不明。【小泉大士】
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