旅客機が目的地を通過、240キロ飛行 米ミネアポリス

普通に考えれば、操縦士達が主張の「議論に白熱」もNTSBが推測の「居眠り」も、事故(?)の原因としては考え辛い。そういう事態を招かないための操縦士2名体制なんだから。個人的には以下のどれかが真相だと思いますが、さてファイナルアンサーは?。

1.操縦室内でハッパをキメて、正副両操縦士共に違う空に意識を飛ばしてしまっていた。

2.操縦室内に客室乗務員を招き入れ、飛行機のスティックを手放す一方で、彼女に自分達のスティックを操作させるのに夢中になっていた。

3.操縦室を締め切って、飛行機のスティックを手放す一方で、正副両操縦士共に互いのスティックを操作するのに夢中になっていた。

ワシントン(CNN) 米運輸安全委員会(NTSB)によると、ミネソタ州ミネアポリス・セントポール国際空港に21日夜到着する予定だった国内線の旅客機が着陸前に交信を絶ち、同空港を通過してさらに240キロ飛行を続ける騒ぎがあった。旅客機はその後、無事同空港へ引き返したものの、NTSBは操縦士らの居眠りなどが原因だった可能性もあるとみて調査に乗り出した。

発表によると、問題の旅客機は、今春デルタ航空の傘下に入ったノースウエスト航空の188便(エアバスA320型)。乗客147人を乗せカリフォルニア州サンディエゴを出発したが、ミネアポリス到着の前から約1時間にわたって交信が途絶えた。情報筋によると、管制室には「ハイジャックか」と緊張が走り、米軍戦闘機が待機する騒ぎになったという。

同機はミネアポリス空港の上空を通過し、さらに北東方向へ飛び続けたが、約16分後に交信が復活した。NTSBによると、乗員らは「航空会社の方針をめぐる議論が白熱し、状況認識ができなかった」と説明している。

NTSBは乗員らに詳しく事情を聴き、操縦室での会話などが記録されたボイスレコーダーなどを分析する方針。ノースウェスト航空は22日、NTSBなどに協力するとともに内部調査も実施するとの声明を発表した。

(10月23日 CNN.co.jp)

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