【白い虚構】「系列病院で女医を増やしたくない」東京医科大、女子受験生を一律減点【テン・ケーシー】

 東京地検特捜部も、文部科学省の私大支援事業を巡る汚職事件の捜査の過程で、同大によるこうした操作を把握

蟻の一穴と言うが、「職権乱用で息子を同大学に押し込んだ」佐野太事件をきっかけに、見事なまでに完全崩壊した東京医科大のブランド。

更に今回バレたのは、官僚のバカボン1人を合格させるためだけじゃなく、系列病院に女性医師を増やしたくないからというゼニカネ的な理由による、情けなくも深刻な組織的不正。

「1915年創設とそれなりに老舗の東京医科大だけど、中身は更に2世紀ばかり古い、江戸時代のお匙連中もビックリな骨董品だったのね」

あまりに情けなさすぎて、さしもの叶刀舟ですら切り捨てる気を失うレベル。「てめえら医者じゃねえ!叩っ斬って…いや、斬り捨てる価値もねえか」てな感じ。

東京医大、女子受験生を一律減点…合格者数抑制

東京医科大(東京)が今年2月に行った医学部医学科の一般入試で、女子受験者の得点を一律に減点し、合格者数を抑えていたことが関係者の話でわかった。女子だけに不利な操作は、受験者側に一切の説明がないまま2011年頃から続いていた。大学の一般入試で性別を対象とした恣意(しい)的な操作が明らかになるのは極めて異例で、議論を呼びそうだ。
東京地検特捜部も、文部科学省の私大支援事業を巡る汚職事件の捜査の過程で、同大によるこうした操作を把握しており、同大は現在、内部調査で事実関係の確認を進めている。
同大医学科の今年の一般入試は、数学・理科・英語のマークシート方式(数学の一部を除く)で1次試験(計400点満点)を実施。2次に進んだ受験者が小論文(100点満点)と面接を受け、1次の得点と合算して合否が決まった。

(2018/8/2 読売新聞)

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