大衆の前での公開プロポーズも、百合ポーズも別にかまわない。「いいぞ、もっとやれ!」だ。錦織圭の決勝進出や、日本で巻き起こっているミーハーな騒ぎを特別視するつもりもない。「すごいね」。以上だ。
しかしなー、2008年のフィギュアスケート全米選手権で、ジョン・ボルドウィンが井上怜奈にプロポーズしたみたいに、自分の試合の場でとかならともかく、今回の彼女のような「他人の舞台で勝手に自分が主役を張る」って行為には、好意的な平常心じゃいられないなー。
言っちゃ悪いが、勝手だよ。他人も大勢参加しているコンサートで、勝手に卒業宣言してその場の主役になろうとする、三流以下のアイドルもどきのように。公開プロポーズ・パフォをしたいなら、余所でやりなさいよ。余所で。せめて、フェデラーとチリッチ戦が終わるまで待つべきだったよ。この人は。
女子テニスの往年の名選手、マルチナ・ナブラチロワさん(57)が6日、全米オープンの会場で公開で求婚し、ガールフレンドのジュリア・レミゴワさんがOKした。
ナブラチロワさんは、錦織がジョコビッチを破った男子シングルス準決勝の後に大型画面を通じてプロポーズ。「とても緊張したけど、イエスと言ってくれた。映画のようなことが実現し、すごくいい気分」と話した。
ナブラチロワさんは四大大会のシングルス18勝を含めて、ツアー通算167勝を挙げた。(AFP時事)。
(9月7日 時事通信)
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