想定される事故原因は、記事にある通りの「粉じん爆発」。特に珍しいものじゃない。ただ、吹き飛んだ工場の会社がGMの指定サプライヤーってのが、少し気になる。
「上海福喜食品」を契機にした、欧米ついでに日本の一部業界からの「中国外し」騒動がシャレにならなくなった途端のコレだからなあ。便乗して、官製暴動を演出したりするのは無しな。現地の偉い人。
中国東部の江蘇省昆山市の工場で2日午前7時半(日本時間同8時半)過ぎ、大きな爆発があり、国営新華社通信によると、死者が65人、負傷者は150人を超えた。公安当局は工場内の粉じんが炎に触れて着火したとしている。
爆発が起きたのは、日本企業も多く進出する昆山市内の経済開発区にある「中栄金属製品有限公司」。公安省は公式ブログで初期の捜査の結果として、工場内の粉じんが、何らかの炎に触れたのが原因との見方を伝えた。
新華社通信によると、爆発は、自動車のホイールにつや出しをするラインで作業中に突然起きた。ネット上には工場から黒煙が激しく立ち上り、真っ黒になって路上やトラックの荷台に横たわる人々の写真などが出回っている。
地元の人材募集サイトなどによると、同社は1998年に設立された台湾企業。従業員は約450人で、アルミニウムのめっき加工などを手がけている。(北京=林望)
(8月2日 朝日新聞)
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