日本としては、味方してやりたいのは山々だが、今の苦労の半分は自業自得だということを、同国には自覚してもらう必要がある。言っちゃ悪いが、事ここに至れば、中国の横暴に対して、国際社会はもはやどうしようもないんだよ。南沙諸島は、もうフィリピンには戻ってこない。その証拠に、潘国連事務総長は既に「お手上げ」声明出してるだろ?。
いい機会だから、日本からも米軍を追い出したがっている一部日本人と一部「活動家」のお歴々に告ぐ。自侭に主義主張を叫ぶのは勝手だが、こと、領土問題に関しては、自分たちの望みが叶った後の日本の姿が、「今まさに領海の4割を失おうとしているフィリピン」だということにまずは想いを致せ。
その上でまだ米軍不要論を唱えるのならば、今のフィリピンが現状打破できる秘策でも提示してもらおうか。それができないというのであれば、方々の囀りに耳を傾ける必要性は、1ミリグラムも存在しない。
南シナ海領有権争い、フィリピンが中国を国際司法機関に提訴
[マニラ 22日 ロイター] フィリピン政府は22日、南シナ海をめぐって同国と中国が領有権を主張している問題について、国際司法機関に仲裁を求めて提訴したと発表した。
フィリピンのデルロサリオ外相は、南シナ海での活動中止を中国に命じるよう、国連海洋法条約(UNCLOS)に基づく国際司法機関に訴えた、と明らかにした。「平和的な交渉を通じて中国との対立を解決するための政治的・外交的手段はほとんど使用した」とした上で、現在でも解決策は決定的なものでないと述べた。
中国はこれに対し、南シナ海での領有権をあらためて主張。領有権をめぐる問題の解決に外部の干渉は必要ないとの姿勢を維持した。
(1月23日 ロイター)
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