南沙諸島・赤瓜礁は中国の実効支配戦略の「生きた教材」な件について

 ベトナム人も、フィリピン人も、そしてもちろん日本人も注視せよ。中国の海洋「侵略」の実情を。国土を実効支配されるとは、どういうことかを。

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 そして、日本は尖閣諸島で同じ悲劇を繰り返すこと無かれ。26年前のベトナムが舐めた「軍事衝突での敗退」という苦汁以上に、22年前のフィリピンが踏んだ「戦略の選択ミス」という轍を。軍事力で中国を凌駕せずともよい。国を護るための判断だけは間違えるな。

南シナ海:南沙滑走路建設…中国「主権の範囲内」主張

 【バンコク岩佐淳士、北京・石原聖】中国やフィリピン、ベトナムなどが領有権を争う南シナ海の南沙(英語名・スプラトリー)諸島の赤瓜(同・ジョンソン南)礁に、中国が滑走路を建設しようとしている疑いのあることが14日、分かった。中国船とベトナム船がにらみ合いを続ける南シナ海で、緊張がさらに高まる可能性がある。

 フィリピン外務省報道官がロイター通信の取材に「中国が土木資材を運び込み、滑走路を建設しようとしている」と明かした。フィリピン海軍機が証拠となる写真を撮影したという。

 これに対し、中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)副報道局長は14日の定例会見で「赤瓜礁は中国の領土。主権の範囲内の島しょで行っている建設は正常な行為だ」と述べ、滑走路建設を否定しなかった。

 満潮時に水没する海面下の岩礁(暗礁)は国連海洋法条約で領土と見なされないが、埋め立てて領土にすれば排他的経済水域(EEZ)が主張できる。中国では広大な南シナ海での活動を保障する中継基地の必要性が指摘されており、実効支配強化につなげる狙いがありそうだ。

 赤瓜礁はベトナムが実効支配していたが、1988年に武力衝突の末、中国が実効支配している。

(5月13日 TBS)

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