カルピス経営統合でインサイダー取引か 味の素社員らを監視委調査

「カルピス、インサイダー」

「カルピスインサイダー」

「カルピスinサイダー」

「カルピスソーダ」

…ごめんなさい。もう言いませんから、石投げないでください。

 東証1部上場の食品メーカー「味の素」(東京)と飲料大手「カルピス」(同)が経営統合するとの社内情報を悪用し、味の素の男性社員と、カルピス社員の妻がカルピス株のインサイダー取引をしていた疑いがあることが分かった。不正取引で得た利益はともに数十万円とみられ、証券取引等監視委員会が金融商品取引法に基づき、課徴金処分の勧告を視野に調査している。

関係者によると、味の素は平成19年6月11日、株式交換でカルピスを完全子会社化すると発表したが、味の素の男性社員は社内の業務連絡で事前にこの情報を知ると、公表前に妻の口座を使ってカルピス株を買い付けた疑い。一方、カルピス社員の妻は夫から未公表情報を聞き、知人名義の証券口座で同株を購入した疑いが持たれているという。

子会社化の情報が11日に公表されると、カルピス株は翌日にはストップ高となり、2人は公表後に売り抜け、数十万円の不正利益を上げたとみられる。

両社は「事実関係を確認中で、コメントできない」としている。

(6月12日 産経新聞)

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