「てるみくらぶ」が3年以上前から粉飾決算やっていた件について

 んなこったろうと思ってた。「広告費かけ過ぎて資金ショート」とか、まともな経営者の弁明じゃないもん。

 破産手続開始申立書によりますと、てるみくらぶは2014年9月期にはすでに大幅な赤字だったとみられますが、航空券の仕入れや営業にかかった費用を少なく計上することで、決算書では黒字を装っていたということです。また、最後の決算となった2016年9月期には、決算書のうえでは1億1000万円の営業黒字となっていますが、実際には15億円以上の赤字に陥っていたとみられます。

 P/L上の単年赤字以上に、2016年9月期時点で74億円の債務超過状態だったって方が大問題だけどな。「穴あきバケツを抱えて渇死寸前の人間が、助かる見込みがないのに、表向き余裕ぶっこきながら他人の貴重な水(カネ)をちまちま集め、他人の水を無駄遣いした挙句に逝っちゃった」ってことなんだから、酷い話だよ。そこに触れないテレビ朝日、優しすぎ。

 ただなあ。粉飾決算だけならなー。上場企業ならともかく、未上場企業だからなー。

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「バレても大した犯罪じゃないんですよ。粉飾決算自体は」

 やっちゃうんだよなー。倫理観と運転資金に乏しい経営者はこの手の誤魔化しを。粉飾決算書で銀行を騙して融資を受けていれば詐欺罪が成立するけど、そういうマヌケな銀行がいなかったから、今回みたいな詐欺騒ぎを引き起こしたんだろうし。

 この手の粉飾に手を染めた連中は、会社が枯死するのを横目で見ながら、どこかに金を隠しているもんだからなー。多分また「やる」よ。山田千賀子とその取り巻きは。多分ね。

経営破綻のてるみくらぶ 3年前から粉飾決算

 経営破綻した旅行会社「てるみくらぶ」が少なくとも3年前から粉飾決算を繰り返していたことが分かりました。決算書は目的別に複数、作成されていたということです。

 破産手続開始申立書によりますと、てるみくらぶは2014年9月期にはすでに大幅な赤字だったとみられますが、航空券の仕入れや営業にかかった費用を少なく計上することで、決算書では黒字を装っていたということです。また、最後の決算となった2016年9月期には、決算書のうえでは1億1000万円の営業黒字となっていますが、実際には15億円以上の赤字に陥っていたとみられます。さらに、関係者によりますと、融資を受ける銀行や旅行業の更新登録をする観光庁など、提出先によって内容の異なる複数の決算書を作成していたということです。

(3月30日 テレビ朝日)

 ここで「【MAD】ぼくのフレンド (最終話追加)」を紹介。


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テレ東の社長もビックリのダークホースだったよなあ。本作は。

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