中国がTPP加入に「色気」を見せる ~ 「TPP=対中包囲網」と分かっていながら秋波を飛ばしてくるとは、よほど焦ってるな。

 だが、


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「無用物になるのが怖いか?」

「衰退が怖いか?」

「忘れ去られるのが怖いか?」

「中華主義?ふざけるな」

「もう遅いわい。ブァーカ!!」

 70年前の「ABCD包囲網」のリベンジを、トックリと味わえ。今度はこっちが「官軍」だ。例え、米帝の「飼い犬」や「属国」の立場だとしてもな。

中国報道官、TPP加入「可能性を検討」 日米は否定的

 中国商務省の沈丹陽報道官は、「環太平洋経済連携協定(TPP)に加入する利害と可能性を検討している」と一部メディアとの会見で語っていたことがわかった。複数の中国メディアが報じた。中国はこれまで貿易や投資の自由化をめざすTPPには慎重な姿勢だったが、自国抜きの枠組みづくりが進むのを警戒して態度を変えつつある。

 沈報道官は「中国は常にTPP交渉の行方に注目しており、国内の関連部署や産業界にも聞き取りを続けている」とも語った。中国では、貿易ルールが米主導で進み、TPPが「中国包囲網」となることへの警戒が高まっている。7日からの習近平(シーチンピン)国家主席とオバマ米大統領との首脳会談を前に柔軟さを示した、との見方もある。

 米政府は「中国がTPPに入りたいなら、まったく拒むものではない」(米通商代表部高官)との立場だ。TPP参加国が増えて輸出が伸び、国内経済の回復につながることを期待する。ただ、いまのところは周辺国とTPP交渉を進め、中国に関税引き下げや、貿易や投資の規制の緩和を迫る戦略だ。中国が実際にTPPに参加することについては、「中国では国営企業がビジネスの根幹を握る。TPPルールをすんなり受け入れるとは考えにくい」(米通商関係者)と否定的な声が大勢だ。

(5月31日 朝日新聞)

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