羽田＝ハブ空港化には基本的に賛成な件について

　前原誠司国土交通相が、羽田空港の国際拠点空港（ハブ空港）化構想について言及。

＜前原国交相＞羽田をハブ空港に転換　第４滑走路完成を機に

　前原誠司国土交通相は１２日、羽田空港について「首都圏空港を国内線と国際線を分離する原則を取り払い、２４時間（稼働する）国際空港化を徐々に目指していきたい」と述べ、第４滑走路が来年１０月に完成するのを契機に、羽田を国際拠点空港（ハブ空港）とする考えを示した。国際線が発着する成田空港は「航空需要の増大を見据えて有効活用する」としたが、具体案は示さなかった。大阪府泉佐野市で同日開幕したアジア太平洋航空局長会議の開会宣言後、報道陣に明らかにした。

　前原国交相は、日本の航空行政の問題点として、国際線が集結し、国内の各空港に乗り継ぎできるハブ空港が存在しない実態を指摘。「国内線と国際線が分離され、結果的に日本のハブ空港は（韓国の）仁川（空港）になっている」と述べ、ハブ空港整備が必要との考えを強調した。

　都心部に近く、第４滑走路が完成して発着回数が大幅に増える羽田を２４時間稼働する国際空港にすれば、既存施設を利用してハブ空港として整備できると発案したとみられる。

　羽田の国内・国際共用化を巡る議論は、森内閣時代に扇千景国交相が主張。その後、羽田からソウル（金浦）、上海、香港空港への定期便も就航したが、成田が開業した１９７８年に成立した「羽田は国内線、成田は国際線」の原則は基本的に維持されてきた。

　来年には都心と成田空港間を３０分台で結ぶ成田新高速鉄道が開業するなど、成田の利便性向上に向けた取り組みも進められており、前原国交相の「羽田２４時間国際空港化」発言に成田を抱える千葉県の反発が予想される。また、羽田は騒音問題などから発着回数増に限度もあり、ハブ空港化の論議はさまざまな波紋を呼びそうだ。【清水直樹】

（10月12日 毎日新聞）

　首をかしげたくなるような政策ばかりの民主党政権ですが、この羽田のハブ化構想には賛成。利用者の利便性から考えればベストな選択です。成田の拡張はもう諦めた方が妥当だしね。羽田は貨物関係が弱いんで、成田に貨物便とその他雑多な便をまわして、旅客便は羽田に集中させればOKでしょう。従来、羽田のハブ化の障害になっていた「東京地区における騒音」も、今はほとんど問題にならないレベルだし。

　後は、関空、新千歳、神戸その他の地方大型空港の処遇だけど、

　「関空は、関西地区における旅客便のハブ、神戸は同地区の貨物便のハブっていうのはどうかしら？」

　新千歳は、まあなんとかなるでしょ。え？伊丹？知らんがな。

今日の一銘柄

• しまむら（8227）：主力の「しまむら」を中心に低価格の婦人向け実用衣料を全国に展開する専門店チェーン。10/9日終値は前日比160円安の8,650円。10月第5週中の目標株価9,200円。向こう半年間の目標株価11,500円。

　ここで脈絡アリアリで「Saimoe 2009 – Top 34」を紹介。

思うに最萌って、彼女たち↑を選出する本戦第二回戦あたりが一番楽しいかも。