橋下徹@維新以外、主要政党からの候補擁立ゼロの可能性が高まる ~ 大阪市長出直し選

 これは、いかん。

f:id:kagura-may:20130703232709j:image

橋下徹の不戦勝は舛添要一の圧勝より千倍問題な件について(2014/2/3)

 この時の繰り返しになるけど、これはいかん。単純に選挙戦略上は正しい判断だとしても、いかん。候補擁立の見送りは、大阪市政と現地の有権者を見捨てる行為だよ>在阪主要政党。

 おいらにも分かるさ。今回の出直し選、大阪府選挙区の国政選挙ならともかく、大阪市限定の市長選となれば、橋下徹の勝ちは鉄板だ。ちょうど1月前の「舛添要一圧勝予想@都知事選」の時より、確信を持ってそう言える。あの時のタモさんのような、「特定層を煽ることで祭りを起こせる可能性のあるジョーカー候補」も、今のところ居ないしな。

 しかし、だからと言って、組織力のある政党が、揃いも揃って出直し選をスルーしてどうするよ。議会対応の努力を放棄したお子様市長相手に、議会側も同レベルのことをやってどうするよ。見かねた地元有志の擁立した候補が、橋下の「自己正当化アピール」選挙に蹂躙されるリスクを今から放置してどうするよ。

 特に自公。考えなおせよ。ここで大阪市有権者に対する責任感を示せないようじゃ、自滅したとは言え、都知事選で非主流派層の一定の受け皿にはなった細川護煕を、一生笑えんぞ。

<大阪市長出直し選>共産党、独自候補を擁立せず

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)の辞職に伴う出直し選について、共産党大阪府委員会は14日、独自候補を擁立しないと発表した。出直し選に出馬を表明しているのは、大阪都構想の議論進展を図る橋下氏だけで、公明、自民、民主の各党も「選挙には大義がない」として、府連レベルで擁立見送りを既に決めている。

 市役所で記者会見した共産府委員会は、他党と野党統一候補の擁立を追求すると説明したが、「実現しない場合でも独自候補は擁立しない」と語った。統一候補が実現する見通しは立っていない。【重石岳史】

(2月14日 毎日新聞)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です