名古屋市長選は河村たかし候補当選で正解な件について

　本日投開票が行われた名古屋市長選は、民主党推薦で前衆院議員の河村たかし候補が、「民主王国・名古屋」＆「パフォーマンス大好きっ子な永遠の総理候補としての知名度」のアドバンテージを活かしきって、当然すぎるほどの圧勝っぷり（得票数514,514票、得票率58.6％。次点の細川昌彦氏は282,990票）で初当選。　

＜名古屋市長選＞河村たかし氏が初当選　民主が推薦

　任期満了に伴う名古屋市長選は２６日投開票され、民主党推薦の前衆院議員、河村たかし氏（６０）が自民、公明両党の愛知県組織が支持する前中京大教授、細川昌彦氏（５４）、共産党推薦の愛知県商工団体連合会会長、太田義郎氏（６５）らを破り、初当選した。３２年ぶりに国政の与野党第１党が激突する選挙となり、市政の抜本変革を訴え、知名度にも勝る河村氏が圧倒的な強さを発揮した。投票率は５０．５４％で、前回の２７．５０％を大きく上回った。

　河村氏の勝利により、民主党内の小沢一郎代表辞任論は当面沈静化する可能性もあるが、河村氏優勢の見方が強かったこともあり、中央政局への影響は限定的とみられる。【岡崎大輔】

　【略歴】河村（かわむら）たかし６０無　新＜１＞［元］衆院議員［歴］衆院法務委筆頭理事▽民主党副幹事長・税調副会長▽一橋大

（4月26日 毎日新聞）

　もっとも、一応民主党推薦候補の河村氏ですが、外国人参政権や慰安婦問題＆南京大虐殺問題に関する否定的な考え方、党内人脈＆相関図などから考えれば、民主党では「非主流派」の最右翼。そんな彼が文句無しに大勝して、心中苦虫を噛み潰しているのは、民主用党執行部でしょうねー。政界渡り鳥＆パフォーマンス好きなキャラクターからも、今回の勝利を踏み台にして、何をやらかすか分からない怖さが彼にはありますし。

　かと言って、彼が小沢氏辞任+α後の「将来の民主党代表」になれる器かと言えば、「んなこたーない」訳で（再度国政復帰＆復党経由で今度こそ推薦人20名集められるかもしれないけど）。頃合いを見て、「第二期民主党をつくる有志の会」あたりのメンツを巻き込んで民主党をかき回してくれれば、それだけで保守本流側からすれば十分＆重畳極まりない訳で。彼に関するそこらへんの程度な使い勝手と存在感と可能性が高まった今回の選挙結果は、（細川候補には悪いけど）とってもウェルカムな訳で。

　　　　　　「期待しているからな！」

今日の一銘柄

• ファルコバイオシステムズ（4671）：臨床検査受託大手。調剤薬局を拡大中、１０年１月メドに純粋持株会社化、商号も変更予定。ここ数日の鳥・豚インフルエンザの流行に関連して注目。4/24日終値は前日比9円高の694円。5月第3週中の目標株価780円。向こう半年間の目標株1,000円。

　ここで脈絡アリアリで「みなみけのふじかなで【１／２】」を紹介。

でも神楽的に三姉妹一押しは千秋。