「30年以内は明日も含む」南海トラフ地震予測な件について

 改めて言うことじゃないけどさ、もう、いつ大地震が起きてもおかしくない訳よ。南海トラフも、首都圏直下も、あそこでもここでも、日本全国で。

 そう考えると、○年以内って長めの期間設定を付け足しての予測発表って、予測した側の責任回避&リスクヘッジなだけで、聴かされる側からすれば、何の意味も無いのな。むしろ、ミスリードを起こさせるという点で有害ですらある。

 ただ、その期間設定に何の意味も無いというのが分かっているからこそ、「何故今頃こんなことを?」と回りから思われることに手をつけるのが、一流どころのビジネスマン。最近そこらへんの日本の事情をドライに判断して、企画持ってくる連中が増えてきて、感心1/3、苦笑1/3、戦慄1/3。

 例えば、今、急ピッチで建設が進んでいる大阪地区の「外資系」超高層・超高級ホテル群。「大阪でこんなに需要があるわけ無いやろ」と哂う前に、「大阪が日本の第二首都となる可能性はどれだけあるか」の視点で、最近の外国人ビジネスマンたちの動きを見てみ。彼らのビジネス感覚は冷徹やで。

南海トラフ地震、M8~9級予測 30年内 確率最大70%

 政府の地震調査委員会は24日、南海トラフ(浅い海溝)のどこかでマグニチュード(M)8~9級の地震が30年以内に起きる確率は60~70%とする新たな長期予測を公表した。東海・東南海・南海の3地震の確率を個別に計算する従来の手法を見直し、トラフ全体を一元的に評価した。M9級の巨大地震の確率は算出できないとした。

 東海沖から九州東部沖にかけて延びる南海トラフではM8級の東海・東南海・南海地震が繰り返し起きている。調査委はこれまで3地震の確率を個別に計算してきたが、過去のケースでは複数の震源域が連動するなど起き方は多様なため、最大級のM9級を含めトラフ全域の地震を一括して評価することにした。

 30年以内の確率は今年1月時点で東海88%、東南海70~80%、南海60%とされており、東海・東南海の確率は見かけ上低くなるが、調査委の本蔵義守委員長は「切迫度が大きく変わったわけではなく、非常に高いことに変わりはない。減災に努めてほしい」と述べた。

 新評価では正平地震(1361年)以降の6回の地震を分析。発生間隔(平均117年)や、約70年前の昭和東南海・南海地震の規模が比較的小さかったことから、次の地震が起きるまでの間隔を過去最短の88・2年と推定し、発生が迫っているとした。M9級は過去に起きた記録がないため確率は計算できないとしたが、発生頻度はM8級と比べて1桁以上低いとした。

(5月25日 産経新聞)

 本音を言うとね、TPPを契機に、オーストラリアあたりのでかい荒地を買って日本資本と現地政府でコンパクトシティやスマートシティを作り、そこに日本国民の一定数を移民させるってことを考えてもいいと思っている。あるいは、清水建設あたりが研究している「海上都市」グリーンフロートの建設&移住推進とかな。

 ちなみに、上記のプランが実現化した場合、個人的に一番興味があるテーマは、日本国民が日本という国土から離れて、それでもなお日本人としてのアイデンティティを維持できるか。維持できなかったら、その時、日本人は「何人」になるのか。興味あるねえ。

 ここで「【IA】かくしごと【オリジナル曲】」を紹介。


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関係ないけど、「はたらく魔王さま!」第8話の出来が超良すぎて、思わず拍手。特にカラアゲニスト下野のアドリブが、微妙な狂気を含んでいてw

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