福島市に勢力を持つ国政政党は、自民、民進、社民、そして立民。このうち社民は、最初からピンで新人の木幡浩推しだったけど、それ以外の政党は各人・地域ベースで支持候補バラバラ。そんな混沌とした選挙戦の結果、当選したのはなんと木幡。それも現職の小林香に1万票差の4.5万票を獲得しての圧勝。
「小林市長も嫌われたもんだねえ」
「4年前の初当選時は、もう少し広範な支持を得られると思っていたんだけどねえ」
市政関係者からの評判、最悪だったからなあ。挙句に、4年前の支持基盤だった民主党(現・民進党)からも三下り半を突きつけられたら、そりゃ勝てんわ。前回の瀬戸孝則、今回の小林香と、最近2回の福島市長選は、現職が市政関係者と上手くいかずに落選の憂き目。なんでだ?東日本大震災の復興事業絡み?
任期満了に伴う福島市長選は19日投開票され、無所属新人で前復興庁福島復興局長の木幡浩氏(57)が、現職の小林香氏(58)、新人で元県議の桜田葉子氏(60)、新人で保育施設経営の法井太閤氏(72)の無所属3氏を破り、初当選を果たした。
投票率は47.92%だった。
木幡氏は総務省出身で、自民、民進、社民党系などの市議で構成する超党派グループが支援。岡山県副知事などを務めた行政経験をアピールし、地域経済の活性化や待機児童解消を訴え、幅広い支持を集めた。
小林氏は、中核市移行などに取り組んだ1期目の実績を強調し、健康長寿のまちづくりを掲げたが、及ばなかった。桜田氏や法井氏は子育て支援の充実などを唱えたが、浸透しなかった。
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