「自公296希望68立民30/465」2017衆院選公示日予想な件について(2017/10/10)
2017衆院選公示日予想・ブロック別その1(北海道・東北・北関東・南関東・東京ブロック)(2017/10/11)
2017衆院選公示日予想・ブロック別その2(北陸信越・東海・近畿・中国・四国・九州ブロック)(2017/10/12)
公示日から10日、第48回衆議院議員総選挙の選挙戦も最終盤に入りました。同時に、情勢もほぼ固まりました。選挙はラスト3日が勝負とよく言われますが、今回に限っては既に大勢は決まったと言っていいでしょう。週末は大雨&台風ですしね。期日前投票は増えていますけど、投票率は良くて前回並み。
そこで、本日時点のデータでの分析結果の概要をこのエントリーで、続けて比例ブロック別の傾向を2エントリーに分けて述べたいと考えます。まず、全国の結果予想は以下の通りです。
- 自公は解散時の320議席(注:欠員含まず)と上回る、321議席を獲得できる可能性があります。少なくとも、改憲発議に必要な議席数310議席を上回ることは確実な状況です。
- 希望の党は43議席を獲得すると予想されます。同党及び小池百合子代表に対する支持率が急落し続ける中、公示日時点に獲得可能と考えられた68議席と比べて2/3の規模へ縮小し、公示日時点の勢力57議席から10議席以上を失うとみられます。
- 立憲民主党は53議席を獲得すると予想されます。小選挙区もさることながら、希望・維新・共産支持層から流入した反政権票の受け皿として比例区で躍進することで、公示日時点予想の30議席から6割増となると考えられます。選挙後、野党第一党、衆院第二党の位置を確保することは、ほぼ確実です。
- 旧・民進党系を中心に、議席獲得可能な無所属候補は19名いると想定されます(注:選挙後の追加公認が確定済みの隠れ●●は含みません)。公示日時点で新党大地が比例1議席を獲得する可能性がありましたが、現状では実現困難と判断します。
議席数の詳細は下表の通りです。10/10時点予想と比べると、希望・維新・共産の想定獲得議席が、自民党と立憲民主党に喰われていることがよく分かります。
- 10/10時点
政党名 選挙区予想 比例予想 合計 自民党 199 62 261 公明党 9 26 35 希望の党 36 32 68 日本維新の会 10 14 24 立憲民主党 11 19 30 共産党 1 21 22 社民党 1 1 2 諸派・無所属 22 1 23 合計 289 176 465
↓
- 10/20時点
政党名 選挙区予想 比例予想 合計 自民党 220 67 287 公明党 9 25 34 希望の党 17 26 43 日本維新の会 5 7 12 立憲民主党 17 36 53 共産党 1 14 15 社民党 1 1 2 諸派・無所属 19 0 19 合計 289 176 465
10/12のブロック別エントリーでも触れましたが、立憲民主党が野党第一党となりますと、これまでのヤワヤワな民進党相手や既にポンコツな希望の党相手とは異なる、少しは緊張感のある野党対策が自公政権には必要となります。投開票日前から気の早い事ですが、
ホントにね。11/1召集予定の特別国会以降、どのような変化が国会に生まれるのか、とても楽しみです。
政府・与党は18日、衆院選(22日投開票)を受けた特別国会を11月1日に召集し、同日に首相指名選挙を実施する日程で最終調整に入った。選挙で指名された首相はただちに組閣に着手し、皇居での閣僚認証式などを経て同日中に新内閣が発足する運びだ。政府・与党関係者が明らかにした。
特別国会は憲法54条で衆院選後30日以内に召集することが定められている。現在の安倍晋三内閣は衆院解散中の職務執行内閣だが、衆院選の結果にかかわらず特別国会の召集は安倍内閣が決める。来月1日召集案は、10月28日にも比例代表の当選者に当選証書が手渡される日程を踏まえた。トランプ米大統領が来月5日に来日する前に新内閣を発足させる必要もある。
会期は1週間程度とし、首相指名と衆院議長選挙などを行う日程が有力だ。与党内では首相の所信表明演説や代表質問に加え、国家公務員給与法改正案などを処理するため1カ月程度の会期案も浮上している。
その場合、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議が終わる11月中旬まで事実上休会とするが、与党幹部は「選挙結果と野党再編を見極めなければ、会期は決められない」としている。
(10月20日 産経新聞)
ここで「【MMD艦これ】龍驤ちゃんが本気で魅せる「砂の惑星」」を紹介。
RJちゃんあってんなー。ぬるぬる動いてんなー。
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