小池百合子「希望の首相候補いない。自民とも組む」宣言な件について

9月末：都知事選や都議会選のように、「希望の党」単独過半数＆バカ勝ちが見込めそうだったら、自分が出馬して首班指名を受ける。あるいは、安倍退陣を見越して石破茂を担いで、自民希望ついでに公明維新の大連立政権を立てる。石破政権成立を優先する場合は、彼の後継首班の布石として、次の参院選ないし衆院選に小池百合子は出馬。

現在：「小池百合子の衆院選出馬」を巡る化かし合い、継続中な件について(2017/10/5)。「希望の党」への風は止まった。自公＆安倍晋三政権は継続する。小池百合子が衆院選に出馬するメリットはもはや無い。かといって、細野豪志や若狭勝じゃ役者不足。小池百合子が衆院選に出た隙を狙って、「民進党改」な「新・希望の党」乗っ取りや次期都知事選で自公と手を握る気満々な前原誠司も、もちろん出る気ナッシング。山口那津男＠公明党や安倍という冗談のような選択肢も、これまでの経緯から考えれば当然あり得ない。

　上記の内容は、これまでの周辺情報から考えられる仮説の域を脱しない。しかし今日、遂に小池本人が「希望に首相指名候補は基本的にいない」と言い切り、更にここまで口にした。

選挙後、自民内の同志と連携する可能性を尋ねると、「有権者が選んだ後の話になろうかと思う。しこりはあるかもしれないが」と否定しなかった。

　これって、「安倍政権との連携もありますよ」と言っているようなもの。「その白紙委任状を小池百合子に渡しなさい。有権者も希望公認の立候補者たちも」と突きつけているようなもの。

　「狡いきつね」前原誠司はともかく、他の民進党所属候補は「緑のたぬき」のこの発言の下で、選挙戦戦えると思ってんの？そりゃ昨日の玄葉光一郎に続き、今日の原口一博も、「希望の党」の公認蹴り飛ばして無所属出馬を選びたくなるわ。

　1年前、東京都知事選で鳥越俊太郎がやらかした自業自得な大失速を、今度は1年前の都知事選の勝者・小池百合子が全国規模でやらかすか。

　滾ってしまいます……ッ！！

小池氏、希望の首相候補「基本的にない」　自民と連携も

　希望の党の小池百合子代表（東京都知事）は６日、朝日新聞のインタビューに応じ、衆院選期間中に希望の「首相指名候補」を示すかどうかについて、「基本的にはない」と述べた。小池氏は衆院選を「政権選択選挙」と位置づけたまま、首相候補を掲げずに選挙戦に臨めば、有権者にはわかりづらい形となる。

　小池氏は、選挙後の首相指名について「当方がどれほど勝ち上がれるかによって、（国会内での）声の大きさも違ってくる」と話した。選挙後、自民内の同志と連携する可能性を尋ねると、「有権者が選んだ後の話になろうかと思う。しこりはあるかもしれないが」と否定しなかった。

　一方、小池氏は６日、衆院選の希望の公約と政策集を発表。公約の主要３本柱のうち、「原発ゼロ」「消費税増税の凍結」で独自色を打ち出したが、「憲法改正」では自民党を後押しする立場を鮮明にした。

　記者会見で、小池氏は「他党が言えなかった思い切った公約を盛り込んだ」と強調。消費税増税を冒頭で取り上げ、「いったん立ち止まるべきだ」と凍結を主張した。原発ゼロは「２０３０年まで」と年限を示し、政策集で「憲法に明記することを目指す」と踏み込んだ。

(10月7日朝日新聞)

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