東芝が子会社のランディス・ギア＠スイスをIPOさせる件について

　頼りにならない産業革新機構や日本政策投資銀行、こっそり優先オプションを貰っている韓国SKハイニックスらの「日米韓連合」構想に身を任せ、「あんなに一緒だったのに」ウエスタンデジタル（WD）との交渉が拗れに拗れて先行きが見えない東芝メモリ売却事案。

　にっちもさっちもいかなくなる前に、少しでも纏まった手金が欲しい東芝。そういう事情だから、なりふり構わずランディスをIPOさせたい気持ちはよくわかるが、かつての栄光の姿を知っている身からすると、やるせない有様だねえ。

半導体以外にも、金になる事業や子会社は身売りされることになるだろうなあ。北芝電機とかは、変なグループやファンドに売り払われる前に株式上場して、東芝グループから独立した方がいいんじゃね？ / “TOSHIBA presenta「消…” https://t.co/w6TxANUtrx

— wer y sagt (@kaguramay) 2017年2月14日

　身売り案件のイの一番は北芝電機だと思ってたんだけどなあ。やっぱ地味過ぎで値が期待できないのかなあ。

東芝、スイス電力計子会社上場へ＝9月末めど、売却も検討

　東芝は3日、連結子会社でスイス電力計大手のランディス・ギアを、9月末までをめどにスイス証券取引所に上場させると発表した。米原発事業で巨額損失を被った東芝は、財務改善のため資産売却を進めており、ランディス社もその対象。東芝は「第三者への売却の検討も継続している」としており、売却条件などで折り合えば、上場計画を中止する可能性がある。

　東芝は2011年、スマートメーター（次世代電力計）などを手掛けるランディス社を買収。現在、同社株式の6割を保有し、残りを政府系ファンドの産業革新機構が持っている。東芝は4月、ランディスについて「株式の上場を含むさまざまな戦略的選択肢を検討している」と公表。上場準備と並行し、投資ファンドなどとも売却交渉を進めているが、合意には至っていない。

　東芝によるランディスの取得価格は当時の為替レートで約1310億円。財務改善効果が得られるかどうかは売却額次第のため、慎重に交渉を進めているもようだ。

(7月3日時事通信)

　ここで「「けものパレード～ジャパリパークメモリアル～」（TVアニメ『けものフレンズ』）」を紹介。