とかく、原発や軍事施設、化学プラントが擬される「破壊テロのターゲット」だが、ダムも十分候補になりうるんだよなあ。
今回は「天災」としても、ニュースを目にして「作戦」としての価値を思い出すテロリストや軍人さんはいるだろう。もちろん、金剛山ダムを懐に抱える北朝鮮のカリアゲ君も。
アメリカ西部カリフォルニア州で、大雨によって水位が上がった巨大ダムの放水路の一部が壊れ、周辺地域に水が流れ込むおそれがあるとして、地元当局は住民およそ19万人に避難命令を出し対応を急いでいます。
カリフォルニア州の北部にあるオロビルダムを管理している地元当局は、大雨によって上昇した水位を下げるため放水していた放水路の一部が壊れているのが見つかり、周辺地域に水が流れ込むおそれがあるとして、12日に付近の住民およそ19万人に避難命令を出しました。
オロビルダムは、えん堤の高さが230メートル余りと全米で最も高いダムとして知られ、その貯水量は日本の黒部ダムの20倍以上あります。現地からの映像では、ダムから放水される大量の水によって、放水路の一部がえぐられたようになっていることがわかります。
現地メディアによりますと、周辺地域では避難する人の車で道路が混雑し、ダムからおよそ30キロ離れた場所に避難所が設けられたものの、周辺の宿泊施設にも多くの住民が避難しているということです。
当局は、大きく壊れていない放水路を使ってダムの水位を下げるとともに、ヘリコプターを使って放水路の壊れた部分に石を投下するなどして対応を急いでいます。
(2月13日 NHK)
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