最近のマダム寿司劇場の迷走を見ていて、2013年のリベンジで自民党勢力勝利の目もあるか?と思っていたが、都知事選で小池百合子が得た貯金が底をつくのは、もう少し先になりそうだ。
今日、有力候補にして小池都政批判の急先鋒だったはずの佐々木信夫が早々とケツをまくった。つまり、都関連の選挙で反小池に勝ちの目は無いと反小池陣営自身が認めたことになる。少なくとも現時点では。
佐々木という切り札で勝負をかけられなくなった以上、都議会自民陣営が打てる手は事実上なくなった。都議会では公明党勢力が自民党から距離を取り始めている、反小池の筆頭格・内田茂の地盤である千代田区の区長選で自民党候補が惨敗すれば、その流れは更に加速するだろう。
そうなれば、2017年7月以降の都知事と都議会の力関係というか雰囲気は、あたかもこういう感じに
なるかも知れないな。そんな怪しい雰囲気に包まれた都議会、ちょっと見てみたい。ちょっとだけど。
任期満了に伴う東京都の千代田区長選(来年1月29日告示、2月5日投票)で、自民党都連の支援を受けての出馬を前向きに検討していた中央大の佐々木信夫教授が17日、出馬を辞退することを明らかにした。同区で開かれた党千代田支部の臨時大会に出席後、報道陣の取材に応えた。
区長選では小池百合子知事が支援する現職の石川雅己区長が5選を目指し、無所属での立候補を表明。佐々木氏は区長選が小池氏と対立する自民都連の「代理戦争」の様相になっていると指摘し、「当初は多選を阻止し、日本の地方自治を変えようと出馬を考えていたが、まったく違うレベルの話になった」と語った。
その上で「大学内でも『現職教授が代理戦争に巻き込まれることはやめてほしい』という空気があり、(不出馬を)決断した」と説明した。
当初は同大会で正式に出馬を表明する予定だったが、不出馬を報告。大会後、自民区議は「不戦敗は絶対にない」と候補者擁立を目指す考えを示した。
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