逮捕された息子は血縁上は夫婦の孫に当たり、数年前に養子縁組したということで、5日は遺体の第一発見者として警察に通報していました。
19歳養子の実母は、群馬県に在住中の豊住夫妻の娘。親が今も生存していて、かつ数年前に養子縁組ってことは、よくある「幼少の孫の両親が育児不能なためやむなく祖父母が養子にした」「小中学生の娘が出産した子を親の養子にした」というケースじゃないな。それ以外で、祖父母が孫を養子にするパターンとしては、
- 離婚した娘の再婚に孫が邪魔になったため、祖父母が養子として引き取った
- 遺産相続人の頭数を増やしたい祖父母が、孫を養子に仕立て上げた
ってのが相場だが、豊住夫妻の住宅や同家にまつわる周囲の評判を確認する限り、今回はそのどれにも当て嵌まる感じがしないんだよなあ。犯人の日頃の生活態度や養父母との関係に問題は無かったようだし、わからん。謎だ。
5日、兵庫県赤穂市の山あいの住宅で60代の夫婦が殺害されているのが見つかった事件で、逮捕された19歳の息子が「凶器で頭などを殴った」と供述していることが、警察への取材で分かりました。2人の遺体には複数の傷があり、警察が凶器の特定を急ぐとともに死因を調べています。
5日午後1時半ごろ、兵庫県赤穂市にある住宅の1階の居間で、この家に住む69歳の男性と64歳の妻が血を流して死亡しているのが見つかり、警察は同居していた19歳の会社員の息子を6日朝、殺人の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、「私がしたことに間違いありません」と供述し、容疑を認めているということです。さらに、その後の調べに対し、「凶器で頭などを殴った」と供述していることが、警察への取材で分かりました。
2人の頭や首などには、刃物で刺されたり切られたりしたような複数の傷があったということです。
警察によりますと、逮捕された息子は血縁上は夫婦の孫に当たり、数年前に養子縁組したということで、5日は遺体の第一発見者として警察に通報していました。
警察は凶器や死因の特定を急ぐとともに、動機やいきさつについて調べを進めることにしています。
(2月6日 NHK)
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