旧・大蔵省を頸になってからも経済界の偉いさんに媚び売って、色んな所にヤドリギしていた中島・元主計局次長。バックの御威光よろしきを得て、セーラー万年筆に潜り込んで社長になったはいいものの、音声ペンやらロボット事業やらやることなすこと失敗続き。得意なはずの自治体への営業力も皆無で、果てには成型技術の切り売りまで始める有様。研究開発も滞り、社内はもうガタガタ。
6年間こんな状況を押し付けられたら、温厚な社内プロパーも、キレて革命起こして当然よ。例えるなら、
「たとえ京セラの稲盛和夫さんが許しても、この美少女戦士セーラー万年筆が許しません!」
てな感じか。ところで節子、その口上、セーラームーンやない。美少女仮面ポワトリンや。
ともあれ、法曹界に知り合いがごちゃまんといる中島義雄。チラつかせている法廷闘争の可能性も含めて、このまま引き下がる気は皆無だろう。ボードメンバーの切り崩しも意地になってやるだろうし、巻き込まれるだけのセーラー万年筆のプロパー社員や取引先は、いい迷惑だよな。
セーラー万年筆は12日、中島義雄社長(73)が代表権のない取締役となり、社長に比佐泰取締役(63)が就任したと発表した。
経営体制の刷新を図り、業績の伸展を目指すとしている。中島氏は、「今回の解職決議は無効。速やかに法的措置を講じる」などと反発しており、法廷闘争に発展する可能性がある。
中島氏は旧大蔵省(現財務省)出身。主計局次長などを務めたが、過剰接待問題で95年に退官。09年12月からセーラー万年筆社長を務めていた。
筆記具業界ではパイロットコーポレーションなどに比べて海外展開が遅れている。ロボット機器事業の不振もあり、14年12月期連結決算の税引き後利益が2億円の赤字になるなど、業績は低迷している。
(12月13日 読売新聞)
某所の何某様がこのエントリーに目をつけていらっしゃることが分かりましたので、今のうちにコメント欄で一筆加筆しておきます。
「『今回の解職決議は無効。速やかに法的措置を講じる』と息巻いていた中島氏ですが、結局、解職処分を受け入れ、翌2016年3月にセーラー万年筆取締役も退任しました」
以上宜しくご確認下さい。でわ。