あるいは風林寺隼人や郭海皇、亀仙人でもいいいけどさ、あんな化け物爺さん達なんて、漫画の中だけの存在に決まってるだろ。現実には、かつてどんな無敵な武人でも、年を取れば、技量はともかく肉体は衰えて当然。そんなお歴々に、「全盛期や肩書通りの実力を出せ?」「リアルな打撃に耐えろ?」
まして、
60歳にして実戦で戦うのは今回が初めて。対する中島は『巌流島・道場マッチ』に出場してTKO勝ちした、体重80kgの29歳で相撲がバックボーン。
誰だよ。こんな「実戦童貞爺さんのリンチ劇場」を許可した人でなしは。いくら爺さん自身から売り込みがあったからって、無責任にも程がある。リアルファイト舐めんな。
「巌流島 Staging tournament 公開検証2」(7月18日 東京・両国国技館)
▼第7試合 スーパーファイト 巌流島特別ルール 1R3分、2R2分 ※関節技あり
○中島大志(相撲/日本)
一本 1R 15秒 ※左フック
●渡邉 剛(古流柔術/日本)
大円和流・合気柔術師範の渡邉は、40歳からある高名な武術家に古流柔術を習い、修行を積んで合気の極意を身につけたという。60歳にして実戦で戦うのは今回が初めて。対する中島は『巌流島・道場マッチ』に出場してTKO勝ちした、体重80kgの29歳で相撲がバックボーン。
試合前、中島は「対戦相手は達人ということですが、全然信じていない。達人なんていないところを証明したい。思いっきり殴りにいきます」と宣言した。
1R、しゃがみこむように体勢を低くした中島へ渡邉がパンチを放つ。これを空振りさせた中島はパンチを繰り出し、左フックがクリーンヒットして渡邉が倒れたところでレフェリーストップとなった。
試合後、渡邊は「負けましたが楽しかった。悔いなしです」と清々しい表情。そして、「私で全てを評価しないで欲しい。私はまだ未熟者。(武術界に)素晴らしい人はいます。私がもっと勉強しないといけないということです」と語った。
(7月18日 イーファイト)
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