最後に目撃された療育施設から遺体の発見場所まで約百m。行方不明直後に死亡し、ガスが発生して遺体が浮くまで2週間。普通に考えれば、冬場の水辺周辺での事故死の定石通りな展開だけど、とりあえず死因と死亡時期の次第かな。事故として捜索が終わるか、事件として捜査が始まるかは。
今はただ、合掌。
15日午前11時半ごろ、大阪府豊中市服部緑地の南側にある「新宮池」で人が浮いている、と119番通報があった。府警によると、見つかったのは2月28日から行方不明になっていた疋田逞大(ひきたていた)君(6)=同市東泉丘1丁目=で、午後0時39分に死亡が確認された。目立った外傷はなく、府警は過って池に転落した可能性が高いとみている。
疋田君は2月28日午後4時半ごろ、豊中市若竹町2丁目の療育施設で確認された後、行方不明になった。職員が疋田君を自宅に送ろうとしたが見当たらず、同6時5分すぎに110番通報した。施設にはジャンパーと靴、靴下が残され、薄着で裸足のまま外に出たとみられていた。施設によると、疋田君は昨年12月から週1回、施設を利用していた。府警は連日60~200人態勢で捜索し、今月1日には顔写真を公開して情報提供を求めていた。
(3月15日 朝日新聞)
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