フランス全土で「テロの連鎖」発生中な件について

 ダマルタンアンゴエルに立てこもった2名はシャルリー・エブド事件のテロリスト。ポルトドバンセンヌで籠城事件を起こしている男はモンルージュで女性警官を撃ち殺した犯人。そして、暴走兄弟と警官殺しはどうやら思想活動での「お友達」。

 一見、宗教絡みの文化戦争が全土で発生している混乱の極みの国。それが「欧州一のイスラム義勇兵供出国」フランス。しかし、本当にそうなのか。暴力的なファッション感覚を拗らせたテロごっこが、ブームで連鎖発生しているだけじゃないだろうな。つい、そう疑ってしまう。それが「欧州一の思想の坩堝」おフランス。

 実際はどうなのか。

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「混乱に沈むのも感性に耽溺するのも、大して変わらんよ」

 待つのは悲劇の一択だ。

 フランスで起きているこの騒乱、この戦いは当面終わらない。文化戦争なら、双方の不信感が解消されるまで。テロごっこなら、主役になりたがっている連中の間で、「聖戦」ブームが終わるまで。救えない話だ。

パリ郊外で人質取って立てこもり、新聞社襲撃の2容疑者か

【1月9日 AFP】(一部更新、写真追加)フランス・パリ(Paris)の風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)本社襲撃事件で容疑者として指名手配されている兄弟が9日、パリ北東郊外のダマルタンアンゴエル(Dammartin-en-Goele)で人質1人を取って建物に立てこもった。

 警察関係者によると、2容疑者が立てこもったのは、シャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)空港からわずか12キロの距離にある小さな町、ダマルタンアンゴエルの印刷会社の建物。

 ベルナール・カズヌーブ(Bernard Cazeneuve)内相は、2容疑者の「制圧」作戦が進行中であることを認めた。現地には治安要員が多数動員され、上空にはヘリコプターが飛び交っている。

 車で逃走していた2容疑者は高速道路で警察車両とカーチェイスになり、銃撃戦の末、ダマルタンアンゴエルに逃げ込んでいた。(c)AFP

(1月9日 AFP-BB)

パリ東部で新たな発砲、武装した男が人質取り立てこもり

【1月9日 AFP】(一部更新)フランス・パリ(Paris)東部の食料雑貨店で9日、武装した男が発砲し、少なくとも5人を人質に取って立てこもった。発砲で少なくとも1人が負傷した。警察関係者がAFPに述べた。

 立てこもった男は、パリ郊外モンルージュ(Montrouge)で8日に女性警察官が銃撃され死亡した事件の容疑者と同一人物とみられている。警察関係者はAFPの取材に、この容疑者は風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)本社襲撃事件の2容疑者と接点があると述べた。

 捜査関係者によると、事件は現地時間9日午後、パリ東部のポルトドバンセンヌ(Porte de Vincennes)で起きた。捜査関係者の1人は「モンルージュの銃撃犯だ」と述べ、少なくとも1人が負傷したとの報告が入っていると語った。立てこもりの現場付近では、ヘリコプターが上空を飛び、警官隊が周辺に出動して近隣住民に自宅から出ないように呼び掛けている。(c)AFP

(1月9日 AFP-BB)

 ここで「あたりまえ赤城」を紹介。


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