米ミズーリ州の黒人青年射殺事件が泥沼化している件について

 日本人は、この事件の背景と、発生から現状に至る経緯をまとめて見て、「アメリカならでは」と対岸の火事扱いすべきか。それとも「明日は我が身」と今そこにある危機扱いすべきか。

 とりあえず、恐怖を感じたり恐慌に陥ったりして、「連中」に足元をすくわれる必要はない。ただ、理論武装と準備だけはしておくべきだろう。「現実よりも理想が大事」と主張してくる、知識不足な頭でっかち連中に対して。

 平和と安全、どちらがより尊いかと言えば世界の平和だろう。しかし、生きている人間にとって、どちらがより貴重なのかと言えば社会の安全。

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 つまるところ、それだけの話。それに個人の利害が絡めば、安全のための線引きをしないほうがリスキー。米国だけじゃなく、今の欧州のようにな。それだけの話だ。

黒人射殺事件の町に非常事態宣言、深夜の外出禁止 米ミズーリ州

【8月17日 AFP】米中西部ミズーリ(Missouri)州のジェイ・ニクソン(Jay Nixon)知事は16日、黒人青年のマイケル・ブラウン(Michael Brown)さん(18)が今月9日に白人警官に射殺された事件を受けて騒乱が続いていた同州ファーガソン(Ferguson)に非常事態を宣言し、午前0時から午前5時までの外出禁止令を発令したと発表した。

 教会で行われた記者会見でニクソン知事は、ファーガソンの住民とその財産を守るための措置だと述べたが、集まった住民たちからは徹底的な捜査やブラウンさんを射殺した警官を殺人罪で起訴することを求める声が上がり、記者会見は何度も中断された。自宅や職場を警察に警備して欲しいと述べた住民もいた。

 ニクソン知事は、米連邦捜査局(FBI)がこの事件の捜査員を40人増員し、16日は住宅を一軒一軒回って聞き込みを行ったことも明らかにした。

 4日連続で騒乱が続いた後、14日は久しぶりに静かな夜となったが、15日に警察がブラウンさんは射殺される直前にコンビニエンスストアで強盗をはたらいた疑いがあったと発表するとブラウンさんに対する中傷だとして改めて住民の怒りに火が付き、警察の発表から数時間後にまた騒乱が起きた。

 CNNによるとブラウンさんが強盗したとされるコンビニエンスストアなど3軒の店舗が略奪被害に遭った他、警察に火炎瓶が投げられたという。一方で、地元の住民たちが、店舗の略奪をやめさせるために介入した例もあったと伝えられている。介入した住民の中には武器を持っていた人もいたという。

 騒乱への対応に行き過ぎがあったと批判されている警察は、催涙ガス、発煙弾、ゴム弾を使用したものの、暴動制圧用装備を身に着けた警官らはおおむね騒ぎから離れた装甲車の中にとどまっていた。

 16日午後にはブラウンさんの射殺現場近くに数百人が集まり、静かに事件発生時刻を迎えた。(c)AFP/Joshua Lott

(8月17日 AFP時事)

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この手合いなら、やすやすと境界線を越えても問題ないというかウェルカムなんだけどな。

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