ロシア国営テレビの「造反」から見え隠れする、プーチン体制の「揺らぎ」 ~ 生放送中に女性スタッフが「反戦」訴え

「彼女」の「行動」は、「ロシア国民」の「覚醒」に繋がるか。それとも、既に「覚醒」が始まっているが故の「組織」的な「造反」か。

1年ではなく10年、あるいは1カ月、1週間の「学習成果」かは分からないけれど、確実に見えてきたな。プーチン体制の「揺らぎ」が。

露国営テレビでスタッフが「反戦」訴え 生放送中に(2022/3/15 産経新聞)

ロシアの国営テレビで14日、夜の生放送のニュース番組中に「戦争をやめて。プロパガンダ(政治宣伝)を信じないで」との紙を掲げた女性が登場し、画面が切り替えられる放送事故があった。

女性は、キャスターがニュースを読み上げている最中に画面に登場し、反戦を訴える紙を掲げ、「戦争をやめて」と叫んだ。

タス通信が情報筋の話として伝えたところでは、女性は国営テレビのスタッフで、その後、警察署に連行されたという。

ロシアではプーチン政権の統制下にある国営テレビが侵攻を正当化するプロパガンダ放送を大々的に展開。一方、メディアに対して「特別軍事作戦」(侵攻の露側呼称)を「侵攻」や「戦争」と呼ぶことを禁じているほか、ロシア軍に関する「虚偽情報」を拡散した場合は最長禁錮15年を科す法律も施行している。

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