五輪が終わり、戦争が始まる ~ プーチン大統領@ロシア、同国軍にウクライナ国境での軍事演習を指示

6年前を思い出すねえ。

武力介入(2008/8/9)

<グルジア>ロシア軍が南オセチアの州都制圧…反撃準備(2008/8/10)

弱肉強食(2008/8/13)

ロシア軍とグルジア軍が本格的に戦闘状態に入ったのが、8/6。1週間でグルジア軍はフルボッコにされ、当時のメドベージェフ大統領が、南オセチア自治州とアブハジア自治共和国のグルジアからの独立を承認する大統領令に署名したのが、8/27。

都合3週間のワンサイド・ゲーム。あの時のロシア軍の手際の良さには、思わず惚れ惚れしたもんですよ。

ほぼ同じことが、2014年のウクライナでも起こる。財政デフォルトの混乱の最中、同国の親露勢力がロシア軍を国内に引き入れて、独立という名の「国家分断」を引き起こす。

やるよ。プーチンは。戦争を。北朝鮮お得意の「無慈悲な鉄槌をヤルヤル詐欺な恫喝外交」と、プーチンの「ビジネスとしての実力行使」は、全く別次元の存在だ。

対ウクライナ国境で軍事演習=ロシア大統領、国防相に命令

【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は26日、ショイグ国防相に対し、対ウクライナ国境に位置する西部軍管区などでの軍事演習実施を命じた。タス通信が伝えた。

ウクライナで親ロシア派のヤヌコビッチ政権が崩壊したことを受け、欧米では「ロシアが軍事介入するのではないか」と懸念する声が上がっている。「ロシアはウクライナに内政干渉しない」(ラブロフ外相)と明言しているが、事前に予定されていなかった軍事演習の実施は、欧米やウクライナを刺激しそうだ。

ショイグ国防相によると、演習は2段階で構成。26~27日に応戦態勢の緊急点検、28日~3月3日に軍事演習を行う。演習には北方艦隊、バルト艦隊も参加するという。

(2月26日 時事通信)

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