結果は半分想定内。つっても、勝って当然の山口はともかく、静岡は田舎の県東部から都会の中・西部に開票の場が移った途端に瞬殺だったんで、勝敗そのものより戦いぶりの方にニョモってる。
もとを辿れば、先の知事選に余計な介入をしたばかりにやる羽目になった静岡の補選。県中央だけでなく地元無党派層からの反感下での選挙戦になることは分かっていただろうに、もう少し都市部に対して打てる手は無かったのかねえ。特にこの1週間、大都市圏を中心に山崎陣営からの迫られようはヤバかったし、実際情けない結果になったし>若林陣営。
【静岡も山口も自民が獲る】参院2補選、10/7告示 岸田政権初の国政選挙 衆院選前哨戦【注目すべきは衆院選への波及効果】(2021/10/5)
「勝って当然」「負けて当然」の戦を素材にして、衆院選後半どういった世論操作の手練手管を見せてくれるか。ちょっと期待。
この観点に沿って言えば、政権与党は今回の参院補選の結果に相当危機感を持った方がいいし、それを素直に表に出した方がいい。少なくともおいらは、「日本の縮図」静岡の結果に相当危機感を抱いている。
岸田内閣と自公両党はここで余裕ぶっこいても、与党野党どちらの支持層からもいい感情は持たれないよ。素直に凹め。そして反省し、反撃に出ろ。そのくらい、今の有権者は為政者の「雰囲気」に敏感。小細工は逆効果だ。
岸田政権発足後、初の国政選挙となる参院静岡選挙区と山口選挙区の両補選は24日投開票され、山口選挙区は、自民党元職で元経済産業政務官、北村経夫氏(66)=公明党推薦=が3選を確実にした。情勢取材などから判明した。
山口選挙区は、衆院選に出馬した林芳正元文部科学相の辞職に伴い実施された。北村氏は固い保守地盤を生かして終始優位な戦いを展開し、共産党新人で元県議、河合喜代氏(61)ら2氏を破って圧勝した。立憲民主など野党5党は統一候補の擁立を見送っていた。【平塚裕介】
(2021/10/24 毎日新聞)
新人3人の争いとなった参議院静岡選挙区の補欠選挙は無所属の元県議会議員で立憲民主党と国民民主党が推薦した山崎真之輔氏が自民党などの候補者を抑え初めての当選を確実にしました。
参議院静岡選挙区の補欠選挙は、開票率は低いですが、NHKが開票所で行っている取材や投票を済ませた有権者を対象にした出口調査などで山崎氏が、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、山崎氏の初めての当選が確実になりました。
山崎氏は浜松市出身の40歳。
浜松市議会議員を経て、静岡県議会議員となり、3期目の途中に辞職して今回立候補しました。静岡県の川勝知事の支援も受けた山崎氏は、選挙戦で、岸田内閣は安倍・菅両政権を総括していないと批判するとともに、アベノミクスは虚像だとして、実体経済を回す社会に変えるべきだと訴えました。
その結果、推薦を受けた立憲民主党や国民民主党の支持層に加えいわゆる無党派層などからも幅広く支持を集め、初めての当選を確実にしました。
(2021/10/24 NHK)
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