ダカールの日@Zでのシャアのこの演説。固有名詞のいくつかを21世紀の実在の国や集団におきかえるとあら不思議(以下略)。
それはさておき
今回のテロの実行犯が何処の誰かは判らんが、エントリータイトルの通りの風評がアフガニスタン内外で広まって一番困るのは誰だろな。
「とりあえず、アフガニスタン戦争の延長を望む勢力じゃないよね」
「連中にとってはむしろ願ったり叶ったりでしょうね。今回の自爆(意味深)は」
米軍もタリバンも引くに引けなくなって、一番喜ぶのは意外と国内にいるんじゃね。米国とアフガニスタン双方の。
アフガニスタンの首都カブールにある国際空港近くのホテルで26日夜、大きな爆発があった。ロイター通信は、少なくとも13人が死亡したと報じた。イスラム主義勢力タリバン傘下に入った内務省によると、ホテルは国外退避の便を待つ米国人らが待機する場所として使われていたという。
米国防総省は、カブール空港の外で爆発があったことを確認した。同省のカービー報道官は「現時点で死傷者は不明」とした。
地元メディアは、救急車で運ばれてきた男性らが顔から血を流している様子を動画で伝えた。
同空港は、アフガニスタンに残っている日本人のほか、日本大使館や国際協力機構(JICA)のスタッフとして働いてきたアフガニスタン人らを自衛隊機で国外に移送するための出発地となる。爆発によって、この国外退避の計画に影響が出る可能性がある。
空港周辺では、タリバンが権力を掌握した15日以降、国外脱出を願う市民ら数千人が殺到。現地の米大使館は25日、SNSなどに脅威情報を流し、カブールに残っている米国民に対して「米政府から個別の指示があるまで空港のゲートには来ないでください」と注意喚起していた。
アフガニスタンに残存している過激派組織「イスラム国」(IS)などが、群衆を狙った自爆攻撃などを起こす恐れがあるためだ。
また、空港のゲート近くでは23日早朝、アフガニスタン人の警備員に向かって何者かが発砲する事件も起きた。AP通信などによると、米軍やドイツ軍なども巻き込んだ銃撃戦に発展し、警備員1人が死亡、3人が負傷したという。発砲したのが誰かは明らかになっていない。(バンコク=乗京真知、ワシントン=園田耕司)
(2021/8/27 朝日新聞)
カブール爆発、ISが犯行声明
https://www.afpbb.com/articles/-/3363516
犯人はISか。凶暴さに加え、タリバンと米軍を食い合わせようなどの工作を全く考えない単純さが逆に恐ろしいな。