「わんだふるぷりきゅあ!」第6話「こむぎ、いろはとケンカする」感想 ~ 「あんなに一緒だったから」

犬飼いろは&キュアフレンディ@CV種﨑敦美女史と常に一緒で居たい、役に立ちたいから、己が立場に悩み、己が無力に絶望した犬飼こむぎ&キュアワンダフル@CV長縄まりあ女史。そんな彼女がいろはに別れを告げる、まさかの前後編の前編だった第6話。「こむぎと話せるようになったからこそ悩みも増えた」いろはの独白といい、「そういやこれまで本作のプリキュアは猛獣ベースのガルガルと戦ったこと無いんだよな」ライオンガルガルの前に野生の恐怖を感じ動けなくなるキュアワンダフルの演出といい、重い展開だったなあ。さすがは説教臭さに定評がある成田脚本。


前回登場したフレンドリータクトと入れ替わりに発生した愛用リードの消失。この事件は、「こむぎと友達であり続けたい」いろはにとって必要欠くべからざる存在ではない(と、こむぎ自身は感じている)「自分の存在意義は何かと悩む」こむぎの懊悩を増幅させるきっかけとなった。ライオンガルガルの足を止めたと思しきキュアワンダフルのフレンドリータクトの消失、そして次回登場の新技が、今後、こむぎ&キュアワンダフルの苦悩を和らげることに繋がるのだろうか。

コンビネーション不調のプリキュアに替わり、出番特盛で頑張る兎山悟@CV寺島拓篤氏。大福がプリキュアになるかどうかは分からないけど、「見守り猫」猫屋敷ユキ@CV松田颯水女史と「見守られ飼い主」猫屋敷まゆ@CV上田麗奈女史の4月以降のプリキュアデビュー後も、悟君には主人公sの名サポート役として活躍し続けて欲しいところです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です