インドの航空会社ゴーファースト、滑走路に乗客を置き去りにしたまま旅客機を出発させる

平和だねえ。

55人乗せるの忘れた 滑走路に乗客置き去り、旅客機出発 インド(2023/1/12 CNN)

(CNN) インド・ベンガルールの空港で、搭乗するはずだった乗客の一部をシャトルバスに乗せて滑走路上に取り残したまま、旅客機が出発してしまうハプニングがあった。

搭乗券を手にした55人の乗客は、ニューデリー行きのゴーファースト便に搭乗するため、シャトルバスに乗車した。ところが同便が出発した時、一行はまだバスの中にいた。

ゴーファーストはCNNに寄せた声明で、今月9日に起きたこのハプニングについて確認。「G8 116便の照合作業に手違いがあり、お客様にご迷惑をおかけしたことをお詫びします」と述べ、取り残された乗客は別の便でニューデリーへ行き、目的地に向かったと説明した。

取り残された乗客の1人は、ベンガルールで休暇を過ごし、ニューデリーに戻る予定だったという。

この男性によると、一行が乗り込んだのは、ゲートから同機に向かう最後のシャトルバスだった。何の発表もないままバスが約30分も動かなかったため、一行は不安を募らせていた。

「乗客の中の1人に、既に機内にいた友人から電話がかかってきて、なぜ搭乗していないのかと尋ねられた」「バス運転手に尋ねたが、運転手も情報を持っていなかった。そこで私たちは、何らかの混乱が起きていることに気づいた」と男性は話す。

この男性は、4時間後に出発する便を手配されたが、搭乗を待つ間も食事券などの補償は何もなかったと訴えている。

CNN提携局のニュース18によると、インド民間航空総局は、航空会社が「規制義務を怠った」事案について調査していることを確認した。

ゴーファーストは、影響を受けた乗客には国内便の無料航空券を進呈すると説明した。しかし取材に応じた男性は、ゴーファースト便には乗らないと話している。

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