サントラム候補が3州総獲りとは驚き ~ 米大統領選・共和党候補予備選

 気分屋の保守強硬派の反撃の結果…と言うべきだろうが、これで共和党の大統領候補決定が遅れるのは、日本として望ましい結果じゃないなあ。弱体化したとは言え、オバマ大統領には現職のアドバンテージがあるし、何と言っても、欧州危機や中東のゴタゴタをいじくって政権浮揚のネタに出来る選択/決定権を、自分自身の手に持っているのが強い。

 2012年は日米共に保守政権への回帰と行きたかったところでしたが、あちらさんは、ちょっと無理っぽいかも…もちろん、まだ望みを捨ててはいませんがね。

米大統領選共和党争い、サントラム氏が3州制す

 【ワシントン=中島健太郎】米大統領選の共和党候補指名争いは7日、中西部のミネソタ、西部のコロラド両州で党員集会、中西部のミズーリ州で予備選が行われた。

 3州とも、人工妊娠中絶に強硬に反対し、キリスト教右派などの保守派が支持するリック・サントラム元上院議員(53)が、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)ら3氏を破った。

 サントラム氏が制した州は、1月3日に党員集会が行われたアイオワと合わせて4州となり、ロムニー氏の3州を上回った。

(2月8日 読売新聞)

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