【戦略上の疑似撤退か】ロシア、ウクライナ国境付近の「演習」終了【外交上の手打ちの前振りか】

それとも、「今年の冬将軍とまともに喧嘩するわけにはいかない」か。いずれにしても、


「兵は詭道なり」

油断も安心もまだ早い。「そこ」にウクライナが在る限り。

ロシア、ウクライナ国境付近の演習終了(2021/12/26 AFP-BB)

【12月26日 AFP】ロシア国防省は25日、ウクライナ国境付近で1万人超の部隊が1か月間にわたり行っていた軍事演習が終了したと発表した。

国防省によると、南部軍管区の部隊はロストフ(Rostov)州、クラスノダール(Krasnodar)地方、2014年に旧ソ連構成国のウクライナからロシアが併合したクリミア(Crimea)共和国などの南部地域で演習を行っていた。

演習に参加していた部隊は撤収を開始し、待機部隊が年始休暇中の対応を担うという。

西側諸国は、ロシアが冬の間にウクライナへの侵攻を計画しているとして、国境付近に10万人規模の軍部隊を集結させたことを非難してきた。ウクライナ政府の推計によると、ロシアが国境付近に配備した部隊は10月時点の約9万3000人から、現在は10万4000人に増加している。

米高官によれば、米国はロシアと二国間でも「複数のチャンネル」を介しても「早ければ来年1月初めにも外交交渉を行う用意がある」。また、ドイツ政府関係者は25日、ロシアと「1月初め」に会談を開くことで合意したと明らかにした。

ウクライナ治安当局の幹部は24日、ロシアによる差し迫った侵攻の脅威はないとAFPに語った。(c)AFP

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