「北京政府にとっても民主主義は無視できない概念」ということ ~ 中国「民主」白書を発表…米主催の「民主主義サミット」に対抗か

中国が民主主義を尊重する政治体制かと言えば、それは大いに疑問の余地ありだが。「中国の民主」の実効性がどこまであるかと言えば、それは大いに検証の余地ありだが。つまり何を言いたいかと言えば、

中国「民主」白書を発表…米主催の「民主主義サミット」に対抗か(2021/12/4 読売新聞)

【北京=田川理恵】中国政府は4日、「中国の民主」をテーマにした白書を発表した。米欧などで、共産党一党支配体制の中国が権威主義的との指摘が強まっていることを念頭に「西側の民主モデルをただまねるのではなく、中国式の民主を創り上げた」と反論した。

米国のバイデン大統領は9、10日、中国とロシアを排除した上で、日本や欧州主要国、台湾などを招待した「民主主義サミット」を開催する。 習近平政権としては開催に先んじて、自らの主張を展開した形だ。

白書は、地方レベルの人民代表大会(人代=議会)代表が直接選挙で選出されていることなどを理由に、「国の事情に基づき、全過程で民主を発展させている」と主張。だが、今年11月に行われた直接選挙では、党と距離を置く「独立系候補」として当選を目指していた人権活動家らが、当局から「恐怖と圧力」を受けたとして立候補を取りやめた。党の意向にそぐわない民意は排除されるのが実情だ。

民意を弾圧する民主主義ってなんぞ。

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