単に「落ち着くところに落ち着いただけ」な話 ~ 新生銀行、SBI傘下へ 買収防衛策取り下げ 取締役人事も受け入れ

【ホワイトナイト】新生銀行、ソニーグループにスポンサー打診 ~ SBIホールディングスからのTOBに対抗【ご指名入りました】(2021/9/15)


「四の五のと言わず、素直にSBIに買われとけなのです」
「ソニーに救われたところで現経営陣が全員クビなのは変わらないのです」

という声と共に、結局TOB成立ってオチになってもおかしくないこのドタバタ。さて、どうなりますやら。

現経営陣の全員クビも含めて、落ち着くところに落ち着きました。どっとはらい。

新生銀行、SBI傘下へ 買収防衛策取り下げ 取締役人事ものむ(2021/11/24 毎日新聞)

 新生銀行は24日、インターネット金融大手のSBIホールディングスによる株式の公開買い付け(TOB)に対する買収防衛策の検討を取り下げると発表した。新生銀はSBIが推薦する五味広文・元金融庁長官ら3人を取締役として受け入れる方針も表明した。新生銀のSBI傘下入りの公算が大きくなった。

 新生銀は25日に予定していた臨時株主総会で、買収防衛策発動の賛否を問う予定だったが、約2割の議決権を持つ国が防衛策に賛成しない方針を固め、否決の公算が大きくなっていた。買収防衛策の取り下げに伴い、臨時株主総会は中止する。

 SBIは2021年9月にTOBを開始。現在、約2割の新生銀の株式保有割合を最大48%まで引き上げ、連結子会社化する計画だった。これに対し、新生銀は買収手法などを問題視してTOBに反対する姿勢を示し、株主に新株予約権を割り当ててSBIの持ち株比率を下げる買収防衛策の導入を検討していた。

 買収防衛策の導入には株主総会で過半数の賛同を得る必要があるが、SBIに加え、主要株主の国も難色を示し、防衛策の発動は極めて難しい状況に追い込まれていた。新生銀によると、SBI側との24日の協議で、SBI側が新生銀の示す経営方針を尊重することを約束。新生銀側は「株主の共同の利益の毀損(きそん)が生じる恐れが小さくなった」として買収防衛策を講じる必要がなくなったと判断したという。

 新生銀はTOBに対する意見について、これまでの「反対」から「中立」に変更した。さらに、SBI側が推す3人の取締役を選任するための臨時株主総会を22年2月初旬に開いたうえで、現取締役は退任する意向を示した。SBIの傘下入りを視野に、経営体制を一新する。

 新生銀は24日の適時開示で「株主に議案を真摯(しんし)に検討していただいて感謝する。(臨時株主総会の)中止についてはご迷惑をおかけするが、ご理解いただきたい」と突然の方針転換を謝罪した。SBIは12月8日の期限まで予定通りTOBを継続する方針で「株主にはTOBにぜひ応募してほしい」とのコメントを発表した。【竹地広憲】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です