【食べないでが先か】「メジマグロ食べないで」水産庁が呼びかけ【獲らないでが先か】

 援助交際も違法薬物もロリ写真集も傭兵も、世は全て「需要あるところに供給あり」が真理だからな。とりあえず前者に我慢を強いるのは、理屈として正しい。

 ただなー、前者を構成する大衆は、基本的に我慢が苦手な上に、自分たち「だけ」が我慢を強いられるって展開には沸点が個人時よりも低い存在だからなー。中国がバクバクとマグロ喰っている横で、いつまでも「欲しがりません。増えるまでは」の境地を維持できるとは思えないんだよなー。

メジマグロ食べないで=水産庁幹部が異例の訴え

 「メジを食べるのはやめましょう」。水産庁の宮原正典次長は22日、太平洋クロマグロ(本マグロ)の資源管理に関する会議で、本マグロの刺し身として店頭に並ぶメジマグロを食べるのを控えるよう、異例の呼び掛けを行った。

 メジマグロは、水産庁が資源量を回復させるために漁獲規制を強めているクロマグロの子ども。クロマグロとして水揚げされるうちの98.8%は、卵を産むようになる前の3歳以下のメジマグロなどが占めている。親の数が過去最低水準に落ち込んでいる上、子供の数もここ3年は減っている。それだけに「今後ともマグロを食べていくには、今は我慢しなければいけない」と訴えた。 

(8月22日 時事通信)

2 件のコメント

  • 「需要あるところに供給あり」というか
    今のスーパーや回転寿司の考えは
    需要が無くても創り上げろじゃないかな
    とにかく捕りまくって 大量に売りさばけば お客も単価が下がって喜んで売り上げアップでウハウハって理論
    だから庶民が欲しがる以上の量を捕獲して
    無理やり庶民が欲しがるような気持ちにさせて買わせるという商売
    だからその裏ではある程度(大量に)の売れ残り廃棄が出るのも織り込み済み
    つまり捨てる分も含めて余分に捕獲してるのが実態

    消費者に食べるのを控えましょうというより
    漁獲制限ならぬ販売制限というか 販売店ごとに販売できる量の割当性でもやらない限り無理

  • hidecrさん

    コメントありがとうございます。

    確かに「死魚」疑惑の件も含めて、格安で魚介類を提供している業者には、
    おっしゃられるようなモラルハザードが起きている可能性はありますね。

    日本の場合、魚介類の大半は輸入品ですから、価格調整機能は獲る側と同等以上に、商社が担っているような気もします。彼らの言い分も確認したいところです。

    それでは今後ともよろしくお願いします。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です